突然ですがお酒を飲むのをやめました!! More »
人生は有限だ。
それぞれの人間が使える時間は限られている。
なので、何かに自分の時間を費やすときは
自覚的になって注意深く選ぶ人が多い。
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今年まともに映画館で見た唯一の映画。
IMAXの3Dで見て、確かに顔以外はほぼCGという映像も
俳優の演技もすごかった。
でも「アトラクションみたいな映画だからIMAXで見ないと意味ない」
みたいな意見をよく聞くけど、全然そんなことはなくて、
脚本が素晴らしいのでiPhoneで見ても
この映画の素晴らしさは失われないと思います。
冗長だったキュアロンの脚本を、息子がガスガス添削して
説明的な描写を省きまくって極々シンプルな映画にしたんだとか。
以下ネタバレ
あらすじ
主人公は、心に傷を負っている女性宇宙飛行士(medical engineer and Mission Specialist)ですが、生命の危機に瀕する事故に遭遇し生き延びる努力をしますが、一旦は生存をあきらめます。
しかし、神の御業とも思えるような事象(赤ん坊の泣き声、夢など)により、生きる意欲を取り戻して無事生還することができます。
で、一番スゴイなと思ったのは
「神の御業とも思えるような事象」のところで、
死んだと思ったジョージ・クルーニーが宇宙船に入ってくるところ。
これによって彼女は希望を取り戻して生き延びる決意をします。
結局彼は幻だったのですが、このシーンで
「人は一人では生きていけない」
→彼の存在がなかったら生きることを諦めていたから
っていうのと、
「人は死んでも人の心のなかで生き続ける」
→彼の幻は、彼の人格をシミュレーションしたもの。
たとえ命がなくても、その人の人格は他人のなかで生き続ける。
っていうことかなと思って一人で超号泣してました。
WWDのブログで、「受け継ぐということ」というタイトルで
昨年上司を失ったCHIZURU MUKOさんがこう語っています。
「山室さんと同じことはできない」というプレッシャーに襲われた時は、こうしました。自分の考えを一旦横に置き、「山室さんならどうするだろう?山室さんならどう考えるだろう?」と想像するのです。
http://www.wwdjapan.com/editorsview/muko/2014/03/16/00010748.html
ゼログラビティも、
「彼だったらこうするだろうな」っていうことで、
彼が存在していたということに
励まされて生き延びる決意をしたんですよね。
そういうのってすごいと思う。
「人は一人では生きていけない」、
「人は死んでも生き続ける」
ってこの映画が教えてくれました。
ぜひ見てみてください〜
カトリックの聖職者は結婚できない。
「天の国のために結婚しない者もいる。」
って聖書に書かれているからとか、
神のために身を捧げるという精神かなんかとかで
シスターも神父さんも独身でなければならない。
プロテスタントは結婚できるのになんでだろうと思っていた。
神のために身を捧げるっていうのは家族がいたって
両立できるんじゃないかと思ったからだ。
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