日記を書く生活に憧れているので日記を書いてみよう。

9/1

朝っぱらからICCで取材。服部まどか嬢が編集担当。
まどかさんととうめしとかは食べたけど
お仕事するのは初めてで楽しかった。
カメラマンが去年爆破の撮影を手伝っていた
神藤くん(鈴木心さんの元アシスタント)
だったので不思議なかんじ。
おしゃれ媒体のfatale.にて9/20前後に公開される予定。


その後森美術館LOVE展→都現美フランシス・アリス→
ヒカリエ群馬展→恵比寿のスターリーさん展示
を駆け抜けた後帰宅して9/1締切の原稿を
「今!今書いてます!」アピールをしながら脱稿。
こちらは雑誌で、9/20に発売されます。

9/2

東銀座にこもっていた。
あとは記憶が無い。
あ、夜は目黒で打ち合わせだった。
目黒駅で売ってたワッフルを差し入れにしたら
大変いまいちなお味で落胆する。

9/3


光才さんの作品素晴らしかった。
チェルノブイリの危険地帯に今も住み続ける変わり者のおじいさんの
独白というかたちをとったドキュメンタリー。
おじいさんは淡々と話しているだけだけど、これは
他人ごとじゃないんだなっていうのが伝わってくる。
反原発のメッセージがものすごくスマートに、
受け取りやすくデザインされていて、ここまで出来る作家は
なかなかいないと思った。光才さんはすごい。
日本中&世界中で上映してほしいな〜。

あとオニプロさんが変なコロッケを買ったのでたのしみ。

夜に上原のNEWPORTさんにいって次週の件の打ち合わせ。
無理難題をいろいろいって困らせる。

9/4
「9/4のお昼まで」という締切の原稿を
9/4の12:28分に先方に送ったところ、
12:11に「僕の次の担当は僕より怖いので、いまのうちに
締切を守られる練習をしてはいかがですか」というメールが来ていた。
世の中は厳しい。今後頑張ります。


入稿できたので次世代のインターネットフードと名高い
銀座「ナイル」のカレーを食べる。
意外とあっさりしているがすさまじいボリューム。
やたらと「混ぜろ」と店員さんに言われるが、店内を
見てみるとそんなに混ぜてる人はいない。
とてもおいしいです。


その後試聴室で飯沢未央、多田ひと美、山本悠くんの
「タダ飯を山で食う」展を見てからCBCのラジオに行く。
普段私は飯沢未央や多田ひと美とご飯を食べたりお酒を飲んだり
しながら何気なく芸術について話したりしているけど、
そういう会話の中で出てきた彼女たちなりの芸術に対する
理想が形になっているとても志の高い展示だった。
なにもサポートできなかったけど、今回の作品を
また違う場所でも展示してほしいし、なにか手助けできるといいな。
ラジオは3人と菅さんも来て盛り上がった。

9/5
ICCで打ち合わせで、なんとなく1時間前に行ったら
打ち合わせ相手の木村くんが間違って1時間前に来ていたので
ものすごくすんなり事が進んだ。こんなことがあるのか。


その後、渋谷のWWWでheadzさん主催の空間現代さんらのライブを見る。
空間現代さんの演奏があんまりにもかっこよくてビビった。
ギターとベースとドラムのトリオの即興っぽい演奏なんだけど
その名の通り空間的というか構築的というか、「せーの」で
合わせるような普通の音楽の作り方ではない感じで、
それでも音楽として美しく成り立ってるのが素晴らしかった。
最後に古川日出男さんと蓮沼さんが出てきて古川さんの朗読と
蓮沼さんの鍵盤が入ったリミックスを生演奏した。
これがまたすさまじくテンションが高い演奏と朗読で、
言葉自体がものすごくかっこいいし、生まれて初めて
ポエトリー・リーディングのライブがカッコイイと思った。
このご時世、普段なかなかポエトリー・リーディングがカッコイイって思う
機会ってないですからねえ。

9/6

業務を頑張った後、イメージソースさんのオープンラボに
「MA(メディアアート)のトライアングル」こと清水基と出かけて
おっぺいくんにいろいろ説明を聞く。木になれるやつが楽しかった。

モトイシミズが行くザックの学校がほんとうに楽しそうだ。
来年は行きたいなー。。

9/7


朝の8時から藤沢に集合して澤井妙治&金田陽子夫妻の結婚パーリー。
そう、澤井妙治といえばショッピグカートの人である。
会場は神奈川県藤沢市の酔狂なお寺「遊行寺」。


わたしは恵比寿のバー金魚との共同で、
井上奈美と浴衣を着て「酩酊屋」を開店。
というかわたしは当日行っただけで、
企画も手配も全部井上奈美が行っているのです。
なんにもしなくてごめんなさい!!そしてありがとう!!




屋台は友達全員総出で、ほんと、
町内会のお祭りを個人で開催したみたいな盛大なパーリーだった。

新郎新婦、クワさん、関監督、ミトさんらのバンドが
sure shotやってて死ぬほど笑ったw
関監督はハンパない自主練でライブに挑んだそうです。

会場はずっと温かい笑いに満ちていて、
新郎&新婦がいかにみんなに愛されてるか、
ほんと人望だな〜と思いました。


澤井さんはこういう人です。

9/8
インタビュー原稿を書いたあと『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
を見る。JJエイブラムスの撮った前作はすんばらしい
エンターテインメントだった。無駄のない脚本、魅力的なキャラクター
に壮大な映像。さすがJJ。
今回はいかにもハリウッド的続編という感じではあったけど、
「船員の命を預かるキャプテンの持つリーダーシップの重みについて」
などちゃんとテーマみたいなのもあって、キャラクターは相変わらず魅力的だし
脚本も練られているし、アクションも「よくこんな複雑なアクションシーン
考えるな〜〜」と関心させられる、大変良く出来ている映画でした。