NHK 教育番組「ピタゴラスイッチ」やアート作品「計算の庭」など、複雑な概念も新しい表現方法によって本質をシンプルに浮かび上がらせ、親しみやすい形に昇華させる”表現研究者”、佐藤雅彦ディレクションによる展覧会『”これも自分と認めざるをえない”展』が21_21 DESIGN SIGHTにて7月16日よりスタートする。キーワードは「属性」

本展覧会では、指紋や静脈といった個人を特定する「属性」に着目。「自分」を形づくる要素を探る、インタラクティブな映像や最先端のテクノロジーを駆使した新作を中心に紹介し、国内外の作家による芸術表現と科学技術が交差する体験型の作品の数々を通して、自分自身の認めざるをえない「属性」を発見する機会をつくる。

出展作家は、佐藤雅彦とのユニット<ユークリッド>で、「計算の庭」を制作した東京芸術大学大学院映像研究科教授の桐山孝司、佐藤雅彦研究室卒業生で結成されたクリエイティブ・グループ”ユーフラテス”をはじめ、現代美術作家の大竹伸朗、海外からアントニー・ゴームニーやアレクサ・ライトなど、非常にバラエティに富んでいる。

7月19日には関連イベントとして佐藤雅彦によるオープニングトークを予定している。


佐藤雅彦ディレクション ”これも自分と認めざるをえない”展

http://www.2121designsight.jp/id/events.html
会期: 2010年7月16日(金) – 11月3日(水・祝)
時間: 11:00 – 20:00(入場は19:30まで)
休館日: 火曜日(11月2日は開館)
入場料: 一般¥1,000、大学生¥800、中高生¥500 小学生以下無料
(15名以上は各料金から200円割引、いずれも消費税込み)
会場: 21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内)
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-6

出展作家:
安藤英由樹/ユーフラテス/藤本直明/深谷崇史/譜久原尚樹/アントニー・ゴームリー/細谷宏昌/入来篤史/桐山孝司/内藤 礼/緒方壽人/大竹伸朗/岡田憲一/齋藤達也/田村友一郎/アーリ・フェルスラウス /渡邊淳司/アレクサ・ライト/ 安本匡佑/米田知子