オランダ出身のキネティックアートの鬼才テオ・ヤンセン。20年前から、生物進化とエンジニアリングを融合し、独特の世界観を創出しており、12月9日から日本科学未来館での展示も企画されている(CBCNET内記事

STRANDBEEST(ストランドビースト)は、風だけを動力にまるで生きているかのように動き出す、プラスチックチューブで構成された、彼の作品の1つだ。
生物のような計算された動きは、観る者を驚愕させ、魅了する。

そんなストランドビーストが、なんと来年1月発売予定の大人の科学vol.30に「ミニビースト」として付録でついてくるようだ。
大きさこそ手のひらサイズに収まってはいるが、テオ・ヤンセン本人監修の正真正銘の本物。
試作を見たヤンセンは、「ミニビースト」にAnimaris Ordis Parvus[小さい(パルビス)オルディス型(Ordisはヤンセン氏の作品群の名称)のアニマリス(ラテン語で動物)]の名を与えたという。



その他の動画も大人の科学のwebサイトで見ることが出来る。
動きはほとんどストランドビーストそのものだが、小さいミニビーストがたくさんちょこまか動いてる様子は、なんだか可愛らしい。

「ストランドビーストがついに手に入る!」、「買えるテオ・ヤンセン」と、大人の科学 vol.30は今からtwitterなどでも騒がれている様子。
予約はお早めに。

大人の科学マガジン Vol.30 (テオ・ヤンセンのミニビースト) (Gakken Mook)


Information

大人の科学マガジン Vol.30 (テオ・ヤンセンのミニビースト) (Gakken Mook)
http://otonanokagaku.net/magazine/vol30/index.html

ムック
価格:3500円
出版社: 学習研究社 (2011/1/15)
ISBN-10: 4056061688
ISBN-13: 978-4056061680
発売日: 2011/1/15

テオ・ヤンセン

1948 年、オランダ・スヘーヴェニンゲン出身。デルフト工科大学で物理学を専攻。1975 年に画家に転向し、1990 年キネティックアート「ビー チアニマル」の制作を開始。アートと科学が融合したさまざまな作品を制作し、注目を集める。
http://www.theojansen.net/