デザインを五感で楽しむイベントとして2007年よりスタートした「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」。2010年のテーマは「未来の手ざわり」。
デザインとテクノロジーの融合から生まれた“未来”を感じられる作品を展示する。

各分野の第一線で活躍するクリエイター、アーティスト、デザイナーのアイディアや制作秘話を間近で聞くことができる講演や、メソッドを体感しながら学べるワークショップ、またTokyo Midtown Awardの結果発表及び展示も開かれる。
青木克憲、永井一史、日高英輝、松下計、森本千絵らを講師陣に招いた、事前予約制のDESIGN TOUCH Conferenceも押さえておきたいところ。申し込みはこちらから。

アルス・エレクトロニカセンターDESIGN TOUCH Exhibition「未来のつくりかた展」では、CBC-NETでも以前「Ars Electronica Festival 2010」のレポートを4回に渡ってお送りしたが、今年のDESIGN TOUCHはそのアルスエレクトロニカとのコラボレーションも実現。



東京ミッドタウンに最先端のデザインが集結するこの機会、大きなデザイン関連イベントが飽和状態とも感じる中、どういった未来を見せてくれるのだろうか。


Information

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2010「未来の手ざわり」
http://www.tokyo-midtown.com/jp/designtouch/2010/index.html

会期:2010年10月28日〜11月3日
会場:東京ミッドタウン内各フロア(イベントにより異なります。上記リンク先参照)

アルス・エレクトロニカとは

オーストリア・リンツを本拠地とする、メディア・アートの文化機関。 研究・展示の場としてセンターを運営する他、国際的なアワードを主催するなど、30年以上にわたってアートとテクノロジーそして社会の中の可能性を追求し続けています。
なかでも、アルスのクリエイティブの核である「フューチャーラボ」は、新しいアイデアを現実社会で実装し、未来を提案するというミッションを担っており、様々な専門性を持ち合わせた人材が集う学術的なチームにより、多彩なプロジェクトを実現しています。
毎年開催されるアワード「プリ・アルスエレクトロニカ」では、音楽・美術・パフォーマンスからWikipediaのようなWebサービスまで、社会を変えるパワーを持つ多様な作品が選出されています。坂本龍一・岩井俊雄をはじめとする日本人アーティストの受賞は、日本でも話題となりました。
主催:東京ミッドタウン
協賛:セイコーエプソン株式会社