今週末はretune.ってカンファレンスに。
creative technology conferenceってことで金曜初日はワークショップに始まり土日と講演。会場はクロイツベルグにあるThe WYEっていうイベントできるスペースとスタジオがある2012年にオープンしたばかりの場所。
kyleのcomputer visionとかvvvvのWSとか色々あって僕はdigital analog surfaceっていうのに参加。processingでgcodeを書き出すプログラムを書いて、それをミリングマシンで削るっていうWS。
magdeburgの大学のインタラクションデザイグループってとこの教授と学生数人が講師。
3Dプリンタとかレーザーカッターはよく使っていましたが、ミリングマシンはあんまり経験がなかったのでgcodeもあんまよくわかってなかったので、勉強になりました。短時間な割に参加者が多かったので僕は削れずにタイムアップ涙。
削ってる様子をthetaで撮ったとこ
(早くthetaうめこみできるようになんないかなぁ)
講演は色々幅広い感じの人選でリビアの選挙システム云々とか淡々と書いてきた文章を英語とドイツ語交互に喋ってテキストをプロジェクションしてるおじさんとか、難しいこと英語で言われてもわからない僕にはけっこうハードなプレゼンも多かったけど、internet感の強いjeremy baileyのファンキーなプレゼンとかもあって面白かった。iPad首から下げてて短パンでマジ怪しい。そしてやっぱり一番印象に残ったのはKyleのプレゼン。eyeoでやったのとかをvimeoで見たことはあったけど生で見るのは初めて。「HOW TO GIVE EVERYTHING AWAY」ってタイトルで色々プロジェクトの紹介しながらも、銀行残高の推移のグラフを見せたり、自分の部屋の写真とか、自分の荷物は全部でこれだけ!って写真とか超プライベートな部分も公開してて、まじEVERYTHINGだな…と。あとやっぱアイデアとか作ったものをSNSでどんどんシェアしていくことにすごくポジティブで「Shyness is selfishness. You don’t know who needs your help.」って言っててその言葉が一番印象に残った。
二日目の夜はarthackdayっていうハッカソンみたいな感じでアーティストやらハッカーが色々素材や道具をもって集まってテーマにそって三日間でなんか作って展示までするっていうイベントの展示/パーティに遊びに。
導線がつながっちゃってるコンセントとか
網に玉を乗っけてくと音楽が鳴るシーケンサとか色々。
もっと色々あったのですが電池が切れてしまって全然写真取れなかった残念。どうやらこちらのタンブラーに作品写真とか色々上がっていくっぽいけどベルリンのの写真はまだ全然上がってないけどそのうち色々上がるんだろうと思う。
この週末はof開発チームのパイセンことArturoさんとかpe langさんや本田さん(出展してた)にも会えたし、タマビからの交換留学の太田くんとかムサビからの留学生の野上くん、ニットマシン友達の宮田さんとも会ってベルリンやっぱ知ってる人多いなーと、Quebec Cityでのボッチ感との違いを感じております。(Quebecでのボッチ感が悪いという意味ではなくあれはあれでかなり有意義だった。)
あと月曜にいったKapoor in Berlinがスーパー面白くて11/24までとまだ会期もあるのでベルリン来る予定の人はマジでおすすめです。鏡面の彫刻シリーズとかロウが落っこちてきたりするのとかロウを大砲で壁にぶっぱなすのとか、床にでかい穴あいてる(ようにみえる?)やつとか、偉大な彫刻家の作品の迫力というか存在感というか緊張感とかにかなり喰らいました。
今週末は噂のRICOHのtheta360も届いて色んなとこに持って行こうと思いながら、weekendってクラブに行ったり三原さんの展示に行ったりart+comの展示に行ったりしました。
weekendはモスクワのnervmusicってレーベルのパーティ、thetaは埋め込みができないようなのでリンク。
https://theta360.com/spheres/964
三原さんの展示はbethanianっていうクロイツベルグにある旧病院跡を誰かが勝手に住んでたやつを市が買い取ってギャラリーとかにしてる建物らしくて壁中グラフィティだらけな感じのごつい建物。
泡がひたすらモリモリしていく造形物で、別に形をそんなにコントロールしないで、上から一応倒れないようにテグスとかあってあったけど、ある程度はなるように任せている感じ。且つそれを自国に対する変化するイメージと関連付けているところが興味深く、僕だったら”変化する造形物”だけポンと見せるような方法を取ってしまいそうな、そのへんの違いについてはよく考えていかないとと思います。
あとあわの中からrheta https://theta360.com/spheres/923
日曜はついに念願のart+comの展示へ。
さすがのクオリティでした。モーター音もとても静かで音楽なってるとはいえ、まぁ気にならない程度のレベル。やっぱ三角のやつが一番好みで、わりとぼーっとしばらく見てしまいました。
公式ビデオこちら
SYMPHONIE CINÉTIQUE -THE POETRY OF MOTION FILM from MADE on Vimeo.
なんかやはり最近吊りで動く系はwhitevoidとかもそうだけど、盛り上がってきているので動向をチェックしていこうと思います。
ほぼ同タイミングでCBCNETでblogをはじめたmotoishimz氏のblogがとても面白いので、僕も書かなくてはイカンなぁ、と思っておりましたので僕も書いてみることにします。
まぁわかりやすくアルスのレポートでも書くかと思ったけど、ユニバの人たちがCBCNETにレポート記事をしっかりした感じで上げてるし、個人的な感想だけ
とりあえずヘリコプターたくさんが飛んでる奴が見れてよかった。どうやら位置制御はGPSでやってるらしくてGPSの精度ってこんな出んのとおもいながらも、なかなか感動。動画撮ってみたは撮ってみたけど全然ちゃんととれなかった。
でもやっぱ夜だったからか、花火は球体だけど2Dっぽく見えるのと同様にこれも2Dっぽく見える感じがしたので明るい時に3D感を強く感じれる感じで見たいなぁとおもったけど、さすがにあんだけの数が飛んでると音的にも迫力があってよかった。
あとはIAMASにも交換できていたOnurのアルスセンターのファサードのが面白くて、みんななんかの信号を取ってギラギラ 光らせる中、ライトのスイッチみたいのを作ってそれ引っ張るとアルスセンターが全部消灯するっていう超シンプルなネタでアイロニカルで面白かった。早速ビデオがあがってる。
NOX – Ars Electronica 2013 from onurson on Vimeo.
今年の受賞者展、CyberArtsはドキュメント展示が多くって少し残念。Cod.ActのPendulim Choirとかはメ芸で本物見れてたからよかったけど、InteractiveのGoldenなのに映像展示で残念。しかし聞くところによるとシンガーたちの予定が合わせられなかったとのこと。
Hybrid ArtのGolden NicaのThe Cosmopolitan Chicken Projectって作品がとても広いスペースを使って展示されていましたが、なんかただのチキンブリーダーじゃないかとも思いましたが、審査の時に最後までそういうこと行ってた審査員もいたらしい。
CyberArtsで一番心象に残った展示はThe Blind Robot。なんか椅子に座ってロボットの手に輪郭をなぞられるってただそれだけなんですが、非常に経験として気持ち悪くて印象に残りました。カメラで自動でやってんのかなーと思ったら翌日裏の鏡の裏に人がいて操作してるんだよってうわさ話をきいてびっくり。マジなんだろうか。
ほかにも色々あったけどいちいち超書いてると続かなそうなのでこんなもんにしとこう。
とりあえず外人友達にもたくさん会えたし毎晩飲んでちょう楽しかったアルス。