moz_cover
東京藝術大学大学院デザイン科の学生が中心となり、フォントメーカーのモリサワ協賛のもと発行されているフリーマガジン『MOZ』の第二号目が発行された。

『MOZ』は、毎号「フォント(書体)」に関する特集を組んでいるフリーマガジンで、藝大デザイン科の学生が企画、編集、取材、デザインを手がけ、年に1回発行されている。

今回は「スクールタイポ特集」
子どもをとりまく身近な環境に存在する書体をテーマに、小学生へのタイポグラフィワークショップ、教科書体の歴史的変遷、デザイナー祖父江慎氏インタビュー、デザイナー葛西薫氏インタビュー、といった内容が収録されている。

読み応えのある内容となっており、タイポグラフィーにまつわる素敵なプロジェクトとなっている。
配布場所は、株式会社モリサワ東京本社受付、藝大アートプラザ、Earth&Salt他、という事で、見つけた際は、ぜひ手にとってみてほしい。

またBCCKSにて創刊号(特集は「SWISS Inspired」、「世界はなぜヘルベチカを選ぶのか」)のデータ本を読む事ができるので、こちらも気になる内容となっており要チェックだ。


MOZ』 東京藝術大学著


20140625_moz01
20140625_moz03
20140625_moz04
20140625_moz06
20140625_moz05

Information

MOZ vol2 : スクールタイポ特集

・小学生へのタイポグラフィワークショップ
・教科書体の歴史的変遷
・デザイナー祖父江慎氏インタビュー(小中学生の手書きノート講評)
・デザイナー葛西薫氏インタビュー (青春のことばと文字)

監修者: 松下計(東京藝術大学デザイン科教授)、藤崎圭一郎(東京藝術大学デザイン科准教授)
制作:東京藝術大学大学院 松下研究室+藤崎研究室の学生11名(修士2年、学部3年)
配布場所: 株式会社モリサワ東京本社受付、藝大アートプラザ、Earth&Saltなど