CG-ARTS協会が主催する「学生CGコンテスト」の募集が今年も8月1日から始まる。
今回の「学生 CG コンテスト」は、これからのクリエイティブを担う才能を社会に発信するというメッセージを Campus Genius にこめて、新しいコンテストとして生まれ変わり、ジャンルや応募方法、審査方法など様々な部分で革新を遂げている。

「学生 CG コンテスト」は1995年にその名の通り学生によるコンピュータグラフィックス作品を顕彰するために始まった。当初は静止画だけだったが、動画やインタラクティブ作品も対象に加え、デジタル分野の登竜門的な存在に成長している。

今回から、ソーシャルメディアの広がりによって、クリエイターと社会との関係も大きく変わりつつある現状を意識し、オープンで作家と鑑賞者が相互につながる新しいコンテストとして生まれ変わった。

募集対象となるのは、新しいメディアやテクノロジーを駆使した作品。
アート、デザイン、アニメーション、映像、マンガ、ゲーム、アプリ等、ジャンルは問わない。
テーマも自由となっている。

応募方法はニコニコ動画やYouTube、Flicker、自身のHP等に作品をアップロードする方式に変わり、DVD、CD、印刷物の送付は不要。応募作品は、受賞作品発表だけでなく、審査の過程においてもさまざまな形で紹介される。

また、審査委員会には評価委員として若いアーティストや研究者(CBCNETに連載中の思い出横丁情報科学芸術アカデミーも!)が加わり、オープンでより多くの視点による審査を目指す。

応募期間は2011年8月1日(月) – 9月30日(金)。
新しく生まれ変わった「学生CGコンテスト」に是非チャレンジしてみよう!

学生CGコンテンストのFacebookページはこちら
http://www.facebook.com/gakuseicg

Information

第17回 学生CGコンテスト
http://www.cgarts.or.jp/scg/2011/index.html

募集期間
2011年8月1日(月) – 9月30日(金)

応募資格
学生であること
(2011年3月に卒業された方の卒業制作作品も対象)

応募作品
新しいメディアやテクノロジーを用いて作られた作品
グラフィック/デザイン/写真/マンガ/アニメーション/映像/ミュージックビデオ/インタラクティブアート/ネットアート/インスタレーション/アプリ/ゲーム/ガジェット/Web/パフォーマンスなど

審査委員長
原田大三郎(映像作家)
審査委員
木村了子(画家)
佐藤秀峰(漫画家)
四方幸子(キュレーター)
竹中直純(技術家)
水江未来(アニメーション作家)

評価委員
高橋裕行(キュレーター)
谷口暁彦(作家)
土居伸彰(アニメーション研究・評論)
萩原俊矢(ウェブデザイナー)
馬定延(メディアアート研究)
渡邉朋也(作家)