超・振付家シリーズとは、川崎市アートセンターがあらゆるボーダーを超えて活躍する振付家を迎え、良質なクリエイションを展開するプロジェクト。
Vol.1 はイデビアン・クルー主宰・井手茂太の『大黒柱』(08 年)、Vol.2 は、The Forsythe Company・安藤洋子の『TANSU』(09 年)を上演しました。今回のVol.3 では、異ジャンルのアーティストとコラボし、先端的パフォーマンスを展開する川口隆夫に焦点をあてる。

透明な壁の部屋に、透明なテーブルが置かれたミニマルで冷たい空間。客席も舞台上に仮設され、観客は1~2mほどの至近距離から身体・言葉、それと密接に絡み合う映像やサウンドを体験する。真鍋大度を始めとするRhizomatiksのテクニカルチーム、evala(音楽)、藤本隆行(照明)とともに創り上げる、ライブアクションと映像を多層的に組み合わせ融合させたマルチメディアパフォーマンス。ダンスの新たな可能性を追求する舞台に是非とも注目したい。

「遠くにあった雨雲はみるみるうちにこちらの方に押し寄せてきて
ついには建物の16 階にある僕の病室も飲み込んでしまった…」

真っ暗な深海のような空間
発光するように浮かび上がるテーブル
空間全体を包み込む映像
透明な壁に隔てられた緊密な空間で、男は手紙を綴り始める




Information

超・振付家シリーズ Vol.3 川口隆夫『TABLEMIND』
http://kawasaki-ac.jp/theater-archive/110223/

日時:2011 年
   2 月23 日(水) 19:30
   2 月24 日(木) 19:30
   2 月25 日(金) 19:30★
   2 月26 日(土) 14:00/19:30
   2 月27 日(日) 14:00

※受付は開演の1時間前、開場は開演の30 分前。
※★=終演後アフタートークあり。詳細はWEB にてお知らせします。

会場:川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(川崎市麻生区万福寺 6-7-1
※駐車場はございません。

チケット料金( 全席自由・日時指定・税込):
一般前売 3,000 円/ユース 2,500 円(25 歳以下)/当日 3,500 円

※未就学のお子様の入場はご遠慮ください。
※ユース券は入場の際に証明書のご提示をお願いします。
※演出の都合上、1 ステージ60席と限られています。

チケット前売開始:2010 年11 月11 日(木)9:30~

川崎市アートセンター チケット専用ダイヤル Tel. 044-959-2255(平日のみ9:30~19:30)
川崎市アートセンター WEB http://kawasaki-ac.jp/
川崎市アートセンター チケットカウンター(9:30~19:30 休館日を除く)

※車椅子席をご希望の方は、上記チケット専用ダイヤルまでご連絡ください。

出演者・スタッフ:
振付・演出・出演:川口隆夫
照明:藤本隆行
テクニカルディレクション・プログラミング:真鍋大度+石橋素
音楽提供:evala(port, ATAK)
映像・プログラミング:堀井哲史(Rhizomatiks)
映像:齋藤精一(Rhizomatiks)
センサー設計開発:照岡正樹
マニピュレーション:堀宏行(Rhizomatiks)
初演プロデュース:小沢康夫
ドラマトゥルク:和田翼
衣裳:北村教子
宣伝美術:木村浩康(Rhizomatiks)、島芽久美(Rhizomatiks)
カメラマン:高橋志津夫
舞台監督:小林裕二(オフステージ)
技術協力:須藤崇規(ANJ)
制作:小島寛大(ANJ)、高橋マミ(ANJ)