やかんなどの日用品や電気工作ジャンク、電磁石などを使った自作デバイスで演奏やインスタレーションを行い、現在ICCで開催されている『みえないちから』展にも参加しているアーティスト堀尾寛太、喧嘩のような、崇高な儀式のようにも見えるパフォーマンスで知られるcontact Gonzo
この二組が昨年9月にオープンしたスペース、Social Kitchenでジョイントする。

Social Kitchenは21世紀型公民館として機能することを目指した、多様な背景を持つ人たちが集まり、会話し、議論し、学び、実践する場だ。

イベントの詳細は不明だが、何やらcontact Gonzoから堀尾寛太への特別な依頼もあったよう。
何が起こるのか?これは楽しみで仕方がない。目撃することをオススメする。

写真クレジット:
左:松尾宇人 / 右:竹田伊織

Information

台所音楽「堀尾寛太とcontact Gonzo」
http://hanareproject.net/event/2011/02/contact-gonzo.php

日時:2011年2月5日(土)
   18:30開場、19:00開演
場所:Social Kitchen
602-0898 京都市上京区相国寺北門前町699 Social Kitchen
地下鉄「鞍馬口」徒歩5分
   http://hanareproject.net/
料金:1800円(予約/1ドリンク付き)、2300円(当日/1ドリンク付き)

予約:メールのみ受付「info@hanareproject.net」までお名前、人数、電話番号をお知らせ下さい。
企画:山崎伸吾(hanare)

Profile

堀尾寛太
http://kanta.but.jp/
1978年広島生まれ。アーティスト。九州芸術工科大学大学院音響設計系修了。電磁石やモーター、マイクロフォンやジャンクなどを組み合わせた自作デバイスによる演奏やインスタレーションを各地で行うほか、電気好きの集いである『ドークボット東京』のオーガナイズや、4nchor5 la6でのギーク活動などを行っている。2011年1月16日まで水戸芸術館で開催されている大友良英「アンサンブルズ2010-共振」に参加。

contact Gonzo
http://contactgonzo.blogspot.com/
「contact Gonzo」とは、2006年にダンサーの垣尾優と塚原悠也が開発・命名したメソッドの名称。人と人との間に起こる「接触」というシンプルな物理現象に起因する様々な瞬間的な事象を通し、自らにとっての「世界の仕組み」を紐解こうとする方法論。パフォーマンスの模様は「YouTube」などのメディアを使って即時的に発表される。現在、三ヶ尻敬悟、加藤至、金井悠、塚原悠也のメンバーで大阪を拠点に国際的に活動。
2011年3月8日から国立国際美術で館開催される「風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから」に参加。