1991年よりスタートし、今年21回目を数える日本で最も著名なタイプデザインのコンペティション『東京TDC賞』の公募が開始された。同コンペティションではタイポグラフィカルなデザイン、タイポグラフィ、タイプディレクション、タイプデザインの領域における作品を募集、広い解釈をもって審査される。

毎年国内外から多数の応募が集まる東京TDC賞。昨年はロンドンを拠点に活動するデザインスタジオWhy Not Associatesがグランプリを受賞。東京TDC賞では昨年Youtubeを口火に世界中で話題になり数々の賞を受賞したミュージックビデオ『日々の音色』、RGB部門ではexnemoによる、オリジナルのキャプチャロゴをTシャツに出来る『ANTIBOT T-SHIRTS』がそれぞれ受賞している。

募集カテゴリーは小型グラフィック、エディトリアル・ブックデザイン、タイプデザイン、RGB部門など計10種類。選考委員には青木克憲、浅葉克己、北川一成、佐藤可士和、佐藤卓など日本を代表するタイプデザイナ/アートディレクターが名を連ねる。応募〆切は2010年10月16日(土)まで。


東京TDC賞2011

http://tdctokyo.org/jpn/?awardlist=2011

<受賞作品>(過去の受賞作品はこちらからご覧いただけます。)
 グランプリ:1作品
 TDC賞:5作品
 タイプデザイン賞:1作品
 ブックデザイン賞:1作品
 RGB賞:1〜2作品
 特別賞:1〜数作品

 *入選作品=受賞作品以外で、年鑑に掲載される全ての作品を呼ぶ。
 *ノミネート=入選作品の中で賞候補となった作品を特別に呼ぶ。


<賞状と賞金>
 受賞作品には、賞金(グランプリ=20万円、その他の賞=10万円)、
 および賞状を授賞式において授与。

<応募要項>
http://tdctokyo.org/jpn/?page_id=568