こんにちは！CBCNETの栗田です。

さて、いろんなところで様々なコンテンツやイベントが話題になっている「Red Bull Music Academy Tokyo」（以下RBMA）。みなさんもどこかで目にしたり、イベントに行ってたりしてるのではないでしょうか。あれ、行ってない？レッドブルって飲み物だよね？あの翼を授けるやつ？

はい。そんなRBMAですが、「いったいなにをやってるんだろう？」と思った方もいらっしゃるかもしれません。一言で説明するのは難しいのですが、音楽のために作り上げられる1ヶ月であり、オンライン・オフライン含めて様々なイベントが展開され、怒涛のRBMA月間の前半が過ぎていったのです。

マーリー・マールとジャスト・ブレイズがハーレムをロックしたり、リキッドルームでのEMAF2日間ではJames Holden, Loneや Holly Herndonとhikohiko君のVJなど豪華キャストが登場したり、WWWではDorian Concept、TOKiMONSTA、Yoshi Horikawaらが素敵な夜を演出し、カラオケ館新宿店を貸しきって各フロアからパフォーマンスをライブストリーミングしたり、連日イベントがありながら、オンラインコンテンツでは日本のゲーム音楽の歴史を掘り下げるドキュメンタリー「ディギン・イン・ザ・カーツ」が公開され、Just BlazeとTOKiMONSTAによる SUSHI シークエンサー・プロジェクトがリリースされたり、DJ KRUSHの音作りの精神を描いたオンライン・コミックがあったり、RBMAのレクチャーの映像もアップされ始めてたり、
ふぅーーーーー、これでもごく一部。

RBMAの全体の概要に関しては、昨年ニューヨークで開催された際のレポートで詳細に書いておりますのでぜひご覧いただければと。


1年を通してRBMAはいろんなプロジェクトをやっているのですが、1ヶ月集中的に世界のどこかの都市で開催されるのがこの月間版のRBMA。
これまでにベルリン、トロント、ロンドンなどで開催され、昨年がニューヨーク、そしてついに東京に開催に至ったわけです。

イベント、パーティー、ワークショップ、オープンレクチャーなど連日のように都内の有名クラブや東京ならではのユニークなロケーションで開催されています。
そして、あまり知られていないのがその中心となるのは世界中から選出された「アカデミーメンバー」たち。今年は6000通を超える応募から選ばれたプロデューサー、ボーカリスト、ビートメイカー、DJなど合計59名が10月、11月と前半・後半組に分かれて来日。

その拠点となるのは渋谷にある、このために作れたRBMA本部。









ここではアカデミー・メンバーたちが連日、著名アーティストたちによるレクチャーやワークショップ、スタジオ制作、レコーディングなどを繰り広げている。

何度か足を運んでレクチャーなどに潜入させていただいたのだが、ここは日本なのか分からなくなるほど多様でユニークなメンバーたちによる濃密なRBMA空間となっている。それこそ一生忘れられないような刺激的な体験をメンバーたちは送っており、エネルギーで溢れていた。

通常、この本部内には入れないのだが、11月1日（土）の1日だけ一般公開されることになった。

インテリア・デザインは建築家、隈研吾氏が手がけており伝統的な日本の素材で建築物と自然を見事に融合させた空間となっている。またスタジオの各所には窪田研二氏をキュレーターに迎え、加藤泉、安村崇、Chim↑Pom、西野達、毛利悠子、山川冬樹などの日本の気鋭アーティストたちによる作品も展示されているのも大きな特徴だ。

各種スタジオや機材なども充実しており、ぜひこの機会に訪れてみるのをオススメしたい。


Red Bull Music Academy: 一般向け見学会 オープンハウス
日時：2014年11月1日（土）12:00〜18:00（最終入場17:00）
料金：入場無料
場所：Red Bull Music Academy（東京都渋谷区渋谷1-3-3）
※来場者多数の場合は入場制限あり

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そして、11月2日を皮切りに第二タームのアカデミー・メンバーが集結。後半もイベントや公開レクチャーも開催予定なので、詳しくはRBMA公式サイトへ！

http://www.redbullmusicacademy.jp/jp




RBMA presents: Sushi Sequencer (Making Of)