USヒップホップのミックステープ・カバーをフィーチャーした本『DAMN SON WHERE DID YOU FIND THIS?』
友人でもあり、現在はパリで活動するグラフィックデザイナーのMichael ThorsbyがTobias Hanssonとともに、近年のUSヒップホップのミックステープグラフィックをフィーチャーした本『DAMN SON WHERE DID YOU FIND THIS?』をリリースした。
フォトショップ・ウィザードたちにより多分に加工されたイメージに、まばゆいタイポグラフィーが施されたグラフィックたちはメジャーレーベルなどからのガイドラインや規制から解き放たれ、エクストリームかつ強烈なインパクトを与えている。アンダーグラウンドシーンで流通し、ひとつの文化を形成してきたミックステープカルチャー。独自進化してきたようなこの何とも言えない質感、かっこいいですな。
この本では500ものカバーアートと、こうしたグラフィックを多く手がけてきたKidEight, Miami Kaos, Mike Rev, Tansta, Skrilla などのデザイナーたちのインタビューも掲載され、このシーンをまとめたドキュメンタリーブックとなっている。
『DAMN SON WHERE DID YOU FIND THIS?』(「おい、お前これどこで見つけたんだよ!?」的な)
は49EURでナンバリングされた限定400部の販売となり、公式ウェブサイトから注文できる。
ちなみにミッケ君は素敵なグラフィックデザイナーなので興味ある方は彼のサイトをチェックYO.
Michael Thorsby / Tobias Hansson: Damn Son Where Did You Find That?