ドイツレポート、アート/デザイン編の後編。前編はこっち ☛


Jüdisches Museum Berlin

ベルリン滞在最後の日すすめられて行ったのがユダヤ博物館。
最初英語で”ジューウィッシュ、ジューウィッシュ”言われてなんのことかわかんなかったけど”ユダヤ”って意味ですね。
1千年紀から今日までのドイツにおけるユダヤ人の歴史や生活の記録を収集・研究・展示している博物館です(wia wikipedia

この博物館がまたすごい変な建築で、上から見ると…


大きな地図で見る

こんな感じ。真ん中のうねうねした変な形のやつ。


中にあったのこの作品がすごい印象的だった。
人の顔に見える鉄の板が敷き詰められててその上を歩くんですけど、
歩くと鉄の音が空間にすごいひびきわたって、だんだんその音が人の叫び声に聞こえてきます。。

そして、第2次大戦中の貴重な資料の数々。
直接的にそこまでエグいものはなかったんだけど
「家族に送った手紙」的なものをじっくり見てるとじんわり凹んでくる。。

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その後ZKM、シュトゥットガルト、アウグスブルグ、ケルンと
いろいろまわったのにちゃんと展示見れる機会はなく、
滞在最終日、地図片手に一人でフランクフルトの街をブラブラ


Museum für Angewandte Kunst Frankfurt

最初にブラっとよったのが「実用工芸博物館」。


と、ここではなんと、去年府中美術館でやってたけど見れなかったディーター・ラムスの個展が。。
オラファーの個展といい、ラッキーにもほどがありますね。
感想書ことしたけどありきたりな言葉しか出てこないので割愛。
非常によかったです。

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RADICAL CONCEPTUAL @ Museum fur Moderne Kunst Frankfur am main

ということで、ドイツの美術館はだいたい古い建物を改修してるか、やたら変なモダンな建物かどっちか。
こちらの現代美術館はすごい三角形で細長い

ここでやってた”RADICAL CONCEPTUAL”という企画展を旅の締めくくりに鑑賞。
参加アーティストはアイウェイウェイ、ジェームスタレル、アンディーウォーホルなどなど、豪華〜


アイウェイウェイの作品。この人よく壷使いますね。


アンディーウォーホルのプリント作品

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ということでまとめっぽいこと書くと
美術館、博物館はだいたいどこも入館料は8€くらい、学生だとガツンと半額。
日本だと学割はせいぜい2~300円引きでしょうか。

フラッシュを使わなければ作品の写真撮影OK。これは欧米ではだいたいそうですね。
そしてちょっと田舎な街でも、どの都市行ってもちゃんとした美術館/博物館がある。

それだけアートの需要があるってことで、一般の人にとってアートはすごい身近なものなのだと身を以て感じた。

でもそれってつまり、スプツニ子も藝大の講義で言ってたけど
ただ単に日本より娯楽が少ないから、皆することないから美術館行くんじゃね?
ていうのもすごい感じた。