Germany Report – 美大編1
グーテンターク!みなさんこんにちは。
CBCNETには以前からスタッフとして参加しているyang02こと山口です。
これからここでもちょいちょい日記ぽいエントリー中心に記事書いてきますよ。
ということで6月末に10日間ほどドイツに行ってあれこれいろいろ見てきたので
ここでちょっとずつ小出しに紹介していくドイツ日記シリーズ。
第一弾はドイツの美大編。
情報デザイン/メディア・アート系の学科を中心に
合計で4つの美大を見てきたので簡単にレポート。
UdK [Universität der Künste Berlin] /ベルリン芸術大学
http://www.udk-berlin.de/
まず最初に行ったのが「ウーデーカー」の呼称でお馴染みのベルリン芸術大学。
wikipediaによるとヨーロッパで最大級の規模を誇る総合美術大学だそうで、、
てマジかよ。。。
上の写真は本校舎の門構。立派です。
ここのDigitale Klasse (Digital Media Design)コース?学科?教授があのBMWのインスタレーションを作ったART+COMのディレクターで、学生もアルスでゴールデンニカとっちゃったりでかなり優秀。このDigitale Klasseの学生で友人のマーティンくんにお願いしてクラス(ミーティング)の様子を見学させていただきました。
のですが、肝心の教授2人がバカンスで不在。学生だけでその週の研究進行具合を報告する会に。。教授いないせいかわかんないけど学生数少なく、学生同士の議論も少なく、けっこう淡々とした感じだった(右写真)。
最後、終わったと思ったら自分の番まわってきてプレゼンさせていただきました。
プレゼン後、机をコンコンコンコンと叩かれてビックリしたけど拍手のかわりに机を叩くのがcoolなのだそうです。
校舎の中はこんな感じ。白ベースで天井が超高い。
校内で開催されていた学生の展覧会。学生の作品はどこの国もパワフル。
たぶんファインアート系学科の展覧会で絵画、彫刻、ビデオアートと多様。
カフェテリア。かなりシャレてます。
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ZKM [Zentrum für Kunst und Medientechnologie Karlsruhe]/カールスルーエ・アート・アンド・メディア・センター
http://www.zkm.de/
次に訪問したのは、日本でも”メディア・アート系”に興味ある人には割と知られている
「ツェット・カー・エム」の呼称でお馴染みZKM。
ここは学校というより美術館と研究所がメインの施設で、
隣の建物が美術大学になってて、映画館なんかもある。
ZKMがあるのはKarlsruheというドイツではかなり田舎な地域。
日本でいうYCAMの、研究所がごっつい版みたいなニュアンスでしょうか。
研究所は音響、映像メディアなどいくつかあって、学校ではないので教授はおらず、
しかし、研究生?は皆若くてかなり好き勝手自由にやっていて、
自分の印象は大学院大学といった感じ。隣の美大はアカデミーのみ。
研究所がある建物内部。
真ん中に吹き抜けが気持ちいい広大なスペースがあって、
そこで何かグループワークのようなことしている研究生たち。
ポスターの展示も開催中でした。やっぱり天井がクソ高い。
地域に住むシニアの方々を招いて何か講習会のようなものも開催されてました。
映像メディア系の研究室の様子。少人数で広々と使っております。
実はZKMに来た大きな理由の一つはこのイベント。
九州大(元、芸工大)の音響研究室に所属する友人、的場くんがZKMでライブをやるということで、
そして、芸工大に交換留学でZKMに来ていた学生もたまたま知り合いだったりして
自分も行きますーということで来てみたら、このスーパーお手製チラシに
自分の名前も載っていたという。。
この日はワールドカップ日本戦があったため、イベントは10:30からという
日本人にはかなり優しいスケジュール。
お客さんは最初少なかったけど、11:30とかかなり遅い時間から
徐々に人が集まりはじめ、質疑応答も割と活発にあって盛り上がった。
九州大からもう一人のゲストサダムさんのパフォーマンス。
長くなってしまったので次回に
つづく
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