ドイツリポート第一弾美大編の後編 (前半はこちら)


Staatliche Akademie der Bildenden Künste Stuttgart/シュトウットガルト造形美術大学
http://www.abk-stuttgart.de/

ZKMからAugsburg(アウグスブルグ)に行く途中に寄った、メルセデス・ベンツの街Stuttgart(シュトゥットガルト)の美大。
当初ここの美大は行く予定なかったんだけど、友達が案内してくれるということで行ってみた。


エントランスにいきなりビデオアート。動いてるとこ見たかった〜




学内でやってた展示。空間に部屋作って実際にそこに住んでみようみたいなプロジェクト。


グラフィックデザイン学科の友達(絶賛作業中)を紹介してもらう。
部屋はやっぱり広くて天井高い。

金曜の夕方訪れたのだけど、学生がほとんどいなくて聞いてみたら、
金曜はだいたい皆、週末のパーティーに行ってるとのこと。
週末遊ばないでストイックに制作する学生なんていないんですね。





KHM [Kunsthochschule für Medien Köln: Aktuelles]/ケルン美術大学
http://www.khm.de/


最後に訪れたのは「カーハイエム(KHM)」ことケルン美術大学。
名前の通りメディア系専門の美大であります。
あらじめ紹介してもっらていた、ここの教授でアーティストの
ミシャ・クバルのクラスでプレゼンをするために訪問。


カフェテリアはやっぱりオシャレ。大学ぽくない。。

KHMはアジア系、特に韓国人の留学生が多くて韓国人の女の子と話したのだけど、
学校はそこまで広くなくて、学生個人のアトリエはないとのこと。
皆、家とかちょっとしたスペースで作業をしているらしい。
しかし、メディア系専門の学校てだけあって施設はかなり充実してる。


上の写真は誰でも使える電子工作室みたいなとこ。
電子工作のスペシャリストも常駐していて学生はいつでも質問したり出来る。


机の上に無造作に置いてあった、KHMオリジナルのセンサーディバイス。
arduino、gainerを高機能にした感じディバイスで、デフォルトでモータドライバとかついてる。
多摩美でもあったけど、やはりどの学校もこういうの作るんですね。

————————-

ということでドイツの美大4つ。
共通してるのはどこの美大も学費タダ(払っても設備維持費みたいので5万くらい?)で、
ある程度過去に作品作ってる人で、ポートフォリオしっかり作って
ドイツ語がそこそこ話せれば、誰でも入れるっぽい。

英語ではなくドイツ語というところがネックでしょうか。
しかし、日本の美大はどこもバカみたいに学費高いので
学費が無料というのはかなり魅力的。