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“Release early, often and with rap music. This is Notorious R&D.” —F.A.T. Lab
「リリースは早く、頻繁に、ラップミュージックとともに。これはノトーリアスR&Dだ。」 —F.A.T. Lab




このモットーを軸に活動しているF.A.T. ( Free Art & Technology Lab)が5年の活動を経て、NYCのEYEBEAMにて展覧会「F.A.T. GOLD」を4月1日〜4月20日まで開催中!NYの洪水で延期となっていたもので、やっとの開催。

F.A.T. GOLDはアーティスト、ハッカー、エンジニア、ミュージシャン、グラフィティーライター、など25名からなるコラボレーターが参加している。当初はAPMTにも出演したGraffit Research LabのEvan RothとJames PowderlyによってスタートしたF.A.Tだが現在はヒエラルキー無く、みんながadmin権限で、openFrameworksコミュニティーのプログラマーからアクティヴィストまで世界中のメンバーによって構成されている。

F.A.Tの活動をまとめたビデオは以下。2011年のものですが面白い内容にまとまってます。




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この5年、F.A.Tでは数々のプロジェクトを展開しており、ポップ・カルチャーとオープンソースコミュニティが交差するところで、ときには真面目に、ときには悪ふざけに見えてしまうようなプロジェクトをウェブ、リアルイベント問わず実施している。
例えば、ドイツでのトランスメディアーレではGoogle Carを自作して街を走ってみたり(カメラはダンボール)、Golan LevinによるThe Free Universal Construction KitもF.A.Tのプロジェクトですね。
やんちゃのようで日本のメディア芸術祭やアルスのゴールデンニカなどなど、国際的な評価も高かったり。



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今回のF.A.T GOLDでは過去の作品や新作を含めた展示やトークやライブなどのイベントもいろいろ開催されるようで、ネットでも中継されるのがあるよう。詳しくは以下。


まあ、そんなF.A.Tなので展示もハチャメチャにいろいろやってるようで楽しそう!


超クイックなギャラリーツアー映像。
最近、海外ではVine流行ってきてますね。

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展示オープン20分後には既に人を怒らせてしまったようで、これはグラフィティ・アーティストのKATSUがEYEBEAMの壁面を消火器によってペイントしているところ。





さっそくお隣のPAULA COOPER ギャラリーの方に怒られているようです。さすがビデオのリリースも早い。

via http://hyperallergic.com//

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TEDもやってるらしいよ!。。

あ、この展示に関してのビデオブログも早速上がってた。
オープニングにはGoogle Glassかけてるひとが何名かいたらしい。(本物もニセモノも)




とまあ、日本だったら炎上を心配したり、弁護士に「やらないほうがいい」と言われるようなことを全部やってる感じで、清々しくも感じる。
会期は20日まで、NYCに行かれる方はぜひ!


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ちなみに、関連して、
Evan Rothによるハッカーとポップカルチャーの関係についてのプレゼンや記事がなかなか面白いのでこちらも興味あるひとはぜひ。以下はリリースでも引用されている彼のエッセーから。

“The free software and arts communities are filled with people motivated not just by money but by the act of creation and a drive to make meaningful, or at least functional, contributions to society,”
Artist Hacker: From Free Software to Fine Art.
http://ny-magazine.org/PDF/06.02.EN_Artist_Hacker.pdf




最近、スロベニアで開催された彼の個展「FLIGHT MODE」でのプレゼン。彼が考えるハッキングイズムがわかりやすくまとめられてます。

Evan Roth — Flight Mode from aksioma on Vimeo.




Information

The Free Art and Technology (F.A.T.) Lab is an organization dedicated to enriching the public domain through
the research and development of creative technologies and media. F.A.T. Lab’s greater network of artists,
engineers, scientists, lawyers, and musicians are committed to supporting open values and the public domain
through the use of emerging open licenses, support for open entrepreneurship, and the admonishment of
secrecy, copyright monopolies, and patents. F.A.T. Lab was co-founded in 2007 by Eyebeam Senior Fellows
Evan Roth and James Powderly. Over the past five years, the group has grown to include twenty-five artists,
designers and hackers, many of whom have been involved with Eyebeam either as residents, fellows, or
collaborators

F.A.T. Lab members are Mike Baca, Aram Bartholl, Magnus Eriksson, Michael Frumin, Geraldine Juárez,
KATSU, Tobias Leingruber, Greg Leuch, Golan Levin, Zach Lieberman, LM4K, Kyle McDonald, Jonah Peretti,
Christopher “moot” Poole, James Powderly, Evan Roth, Borna Sammak, Randy Sarafan, Becky Stern, Chris
Sugrue, Addie Wagenknecht, Theo Watson, Jamie Wilkinson, Bennett Williamson, and Hennessy Youngman.

リリース
http://eyebeam.org/sites/default/files/FATGOLD_Eyebeam_pressrelease_1.pdf