090802
氷の計測
野口久美子 + 平川紀道 + 森浩一郎
「 長い時間をかけて溶けてゆく氷が、絶え間ない高速の演算によって処理されていることを感じることができるだろうか?」

郡山に氷の展示を見に行っていきました。
野口久美子 、森浩一郎、APMT5にも出演予定の平川紀道 氏、が共同参加している企画展示。

大きな氷が解けていく様を鑑賞し、埋め込まれているセンサーによるデータや写真などでも記録を取っていく。
という単純な展示。
この大きさで2トン近くある氷、10個ぐらいセンサーが内蔵されている。


森から聞こえる鳥の声とともに、ひとつの「作品」を6時間ぐらい鑑賞したのは初めてかもしれない。

予想に反して、氷はそう簡単には溶けず、1日目はかなりシュールな展開ではあったが
だからこそ面白くも思えた。

明日(美術館は休館日)も一日中観測予定ということで以下からその経緯が見れるはず。
http://www.flickr.com/photos/mesureing_ice/

作家たちも初めての挑戦だからこそ見えるものも多そう。明日の展開後にも感想を聞いてみたい。