第15回文化庁芸術祭アート部門で新人賞を受賞した山口 祟洋と菅野 創による作品「SENSELESS DRAWING BOT」、そのプロトタイプを制作するワークショップ「SENSELESS DRAWING BOT Prototyping Workshop」が岐阜に今年誕生したf.Labo(エフラボ)にて開催される。以前の紹介記事はこちら


f.Laboは、岐阜のソフトピアにできたプロトタイピング施設をベースにした、新たなコミュニティ。f.Laboの専任スタッフ、IAMASの教員、学生、卒業生、そして外部のコラボレータがそれぞれのスキルを用いて、教育、コミュニケーション、環境、経済といった、課題に取り組んでいく場所となる。

そんなf.Laboでは、個人やベンチャー企業などがレーザーカッター等の工作機器を活用して、様々な製品の試作開発に取り組んでおり、随時、地元企業・クリエイターとコラボレートしたワークショップを開催してる。その一環として、今回のようなワークショップが開催される。今後のf.Laboの活動にも注目していきたい。

2月にメディア芸術祭で開催された「SENSELESS DRAWING BOT Prototyping Workshop」の模様は以下。

SENSELESS DRAWING BOT
2重振り子のカオス性をもった動きを利用し、スプレーを用いて抽象的なラインを描画するドローイングマシン。電動スケートボードが左右に運動することによって、振り子の振れ幅を増幅させ、運動量があ る閾値を超えると、瞬く間に壁面へ描画を行う。