[フォトレポート] Sonar 2011 – 世界最大級のアドヴァンスド・ミュージックフェスティバル!
前の週のOFFFに続き、バルセロナのビッグ・フェスティバル「Sonar(ソナー)」に
遊びに行ってきたので、その様子を簡単に紹介したいと思います。
::. Sonar .:: International Festival of Advanced Music and Multimedia Art
http://2011.sonar.es/en/
言わずと知れたバルセロナの夏の風物詩、エレクトロニカの祭典”ソナー”フェスティバル。
今年の4月、割と震災直後だったけど日本でもSonarSound Tokyoとして開催されたのは記憶に新しいですね。
それを受けてか、今年は昨年、一昨年に比べて日本からの出演者が多数。
坂本龍一、池田亮司のビックネームを筆頭にDAISUKE TANABE、Hiroaki OBA、
Open Reel Ensemble、真鍋大度の計6組。
例年、一日をSonar by Day(昼の部)とSonar by Nightの二部に分け、3日間に渡って開催される。
(行かなかったけど、3日間が終了した次の日の日曜に子供向けの「SonarKids」ていうのもある。)
3日間通しのチケットで155€、昼の部一回分で39€、夜の部一回分で65€というお値段。
日本のソナーより若干お得でしょうか。
チケットインフォのページ見たらもう来年のチケットが売ってて気が早い。
今なら100€のお値打価格で購入できますよ
http://2011.sonar.es/en/tickets_2012.php
自分は木曜のお昼と金曜の夜に遊びに行ってきました。
以下、だらーっと写真(とちょっと動画)になります。
お昼の部はバルセロナ現代美術館「MACBA」と隣りのバルセロナ現代文化センター「CCCB」を使って開催される。
普段はスケーターであふれる美術館前。ソナーの時は黒い壁ができます。警備厳重。
入口前の行列
入るとイカついおっちゃんがリストバンド巻いてくれる
プログラムに日本人の名前が並びます
一番大きなメイン会場。ここの他にあと3つ会場がある。
ビールは一杯3€。まあまあ安い。
もう一つの大きい外の会場。ここは割とゆったりしてて後ろのほうと普通に人が寝てる。
そして、今日本で大注目されている若手サウンド・アーティスト、和田永氏率いるOpen Reel Ensemble!
世界中のフェスやイベント等でパフォーマンスを精力的に行いつつ、
最近ではototyから1st EP『Tape To Tape』がリリースされたり、
映画『アトムの足音が聞こえる』への出演など、目まぐるしく活動しており
正に目が離せない存在。
最初のオープニングだけちょろっと動画で。
彼らのパフォーマンスは久しぶりに見たのだけどかなり進化していて、
オーディエンスも大興奮で会場は熱狂の渦。
彼らのパフォーマンスの様子は次の日の新聞に載ったり、テレビにも出てたみたいです。
続けて、同じ会場にて真鍋大度氏のパフォーマンス。
今回のライブの被験者(?)にはSonar Maticaで共作を展示していた石橋素氏。
このライブも観客大興奮ですごい盛り上がりっぷり。
最初にYoutubeで動画を発表したのが2008年で未だに新鮮さを保っていて、
こちらのライブも世界中のフェスとかイベントで未だに出演しまくっててすごい。
こちらもパフォーマンスの様子を動画でちょっとだけ。
ライブの音源が新しくなっててかっこよかった、けど痛そう。。
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夜の部は街の中心から少し離れた巨大なイベント施設で開催される。
会場の広さといい、人の数といいとにかく規模感が尋常じゃなくて圧倒されっぱなしだった。
上の写真はCYCLO(Ryoji Ikeda + alva not)のパフォーマンス。
変な形のトイレ
夜の部も大きく4つの会場に分かれてて、まだ最初の時間帯だと割と空いてる感じ。
深い時間になってくるとこのだだっ広いスペースが嘘みたいに人で埋め尽くされる。。
一番いい時間帯の一番広いスペース。
Aphex Twinのライブ。kinect使ってるっぽいVJでリアルタイムに観客撮影してエフェクトかけてた。
他にも写真の顔を観客の顔に挿げ替える等、終始インタラクティブなVJでした
最後のDJが朝6時からで、さすがに限界感じで6時ころ退散。
とにかく夜のほうは”ものすごいフェス”という印象で驚きっぱなしでした。。
yang02