1: Hello Brooklyn
到着

アパート到着。先月までカイルが住んでた部屋に泊めてもらってる。アパート屋上めちゃいい感じ。来週月曜からSFPC開始。
以下にSFPCの事をちょっと書いておきます。
SPFCとは…
School for Poetic Computationは、10年間パーソンズ大で教鞭を執ってきたZachary Lieberman(以下、ザック)が既存の教育システムに疑問を感じてこの度新しく作る教育機関。講師陣はザック, Jen Lowe, Amit Pitaru, Taeyoon Choi。たまに外部からもゲスト講師が来るらしい。旅行者ビザでも参加出来る様に、1 termは10週間。某かの学位がもらえる訳では無い。学校というよりもコミュニティと言った方が正しいかも。ハッカーズスペースのような、横との関わり・助け合いを基本方針としているようです。(別目線の解説記事がNY Timesに)
※ この辺の説明がメチャ難しくて、入国審査で引っかかって大変だった。最初はイミグレで観光目的の滞在と言い張ったけど、入国日が9.11だったこともあってか凄くシツコく色々聞かれてウッカリSFPCの事を言っちゃったらそこからまた質問地獄・別スペースで待機・クレジットカードのチェック等々あって大変だったし、せっかく持って来た味覇を没収されそうになった。
モットーは “More poems, less demos”(文法的に間違っているらしく、less demos >> fewer demosに変更するかもとの事)
Poetic = 「商業的」の対義として使われています。
ざっくりまとめると…
- テクノロジーのDemoではなく、相手に届けるPoemを。
- 「コンセプト」の上のArtではなく、情熱を込めたPoetryを。
- ○○をやってみた的な単発モノ・職業訓練・就活の為の訓練等ではなく、自分の人生や興味を。
日本で紹介されたのは、FITC TOKYO 2013でザックが話していたのが最初の機会だったと思います。僕はこのイベントに行けなかったけど、数日後に同イベントにスピーカーとして出ていたカイルくんと会った時に話を聞いてSFPCの存在を知りました。で、一目惚れ(一聴惚れ)して、その場ですぐザックと連絡を取り始め、行くならば絶対に一期生で参加したいと思い大阪の某イベントの為に来日したザックに凸りに行って自分の印象付けをしたり、その他諸々の応募選考等を経て今に至ります。
第一期生は作家、プログラマ、ビートボクサー、サウンドエンジニア、プロダクトデザイナ、映像職人、iOS App会社の人、グーグルのエンジニア、ノキアのデザイナ、刑事裁判後の犯罪者の行動を可視化したい博士課程の人、ハードウェアエンジニア、インターネットヤンキー等々各方面の方々が集まっているようです。経歴だけ見ると、お前今更学校ってマジかよみたいな人も結構居て、それでもSFPCに参加するのはワンステップ前に進みたいからなのかなと想像出来て、合流するのが楽しみすね。
