書きかけの記事が大きくなりすぎて、全然すすまないのでブックマークしたサイトでも投稿しますー。


yale大学のグラフィックって伝統的な学科なんだろうなぁと思っていましたが、実は最近では学生はネットっぽい作品を生みだしている人がけっこういて、やっぱりすごいところなんだなぁ思っていました。そんなYaleの学科サイトがリニューアルしたっぽい。これもごついです。

Wikiみたくアカウントをもっていれば (Yaleの学生なら?) 誰でも勝手にサイトの背景や、グラフィックを変更できる仕様になってるみたい。こういうボトムアップな作りかたを許しちゃう感じ校風は素敵ですね。
http://art.yale.edu/



あんまり関係ないかもですが、KIM ASENDORFというアーティストが最近立ち上げたプロジェクトに、 “TEMPORARY PUBLIC” というものがあります。htmlのソースを誰でも書き換えまくれてしまうウェブサイトを提供することで、自分の作品としているものです。
こういう風に、書き換えを一般にも可能にしてしまうと、いつまでも作品が完成しなくなったり、作品が一体、誰の所有物になるのか、よく分らなくなります。


いま初台にあるICCという所で、「インターネット アート これから」という展覧会が開催されています。僕もその展示に携わっているのですが、その中に展示されている2つの作品、川島高+アーロン・コブリンによる「10000センツ」や、パーカー・イトーによる「インターネット史上最も悪名高き女性」などはこのような、匿名・複数・所有などの問題に鋭い視線を向けています。ぜひぜひご覧くださいね ( ←宣伝っす、すいません。 )。

yaleのサイトについては最終的にyaleの学生が作っているという所を担保できているので、またスマートでうまいですね。