GICOI3
URL : suzukishin.jp
制作 : Bluemark ( Saito & Co. )
制作年 : 2008年
本年のブログの更新、やっと一回目。。今年も宜しくお願いします!
今回は写真家 鈴木心氏のウェブサイトです。ギコい (技巧的な) 部分を取り上げるシリーズ第3回目にして発の日本のサイト。一見すると、デフォルト感の強くてどこがデザインされているのか分りにくいウェブなのかもしれませんが、鈴木氏が撮影した膨大な数の写真を管理するために、凄く正しい設計がされている面白いサイトです。面白すぎて本当は3回くらいに分けたいのですが、新春なので1エントリーにまとめました。
アーカイブページ
![](http://www.cbc-net.com/blog/hgw/files/2012/01/achivelink.jpg)
ブログやポートフォリオサイトの多くは「インデックス」、「アーカイブ」、「個別」の大きく分けて3種類のページから出きていますが、このサイトでは「アーカイブ」のまとめ方が面白くて、画像の撮影された時間の表示がそのままアーカイブへのリンクとなっていて、つまり「Dec 17 2011 21:09」という表示は、そのまま「月別 日別 年別 時分別」アーカイブへのリンクとして機能します。たぶん、これはサイトの画像量がすごく多いことと、連写された作品もあるため、「“分”別( 個別 )アーカイブ」といった細かい分け方もできるようにしてあるのだろうと思われます。
j・k、リサイズ
![](http://www.cbc-net.com/blog/hgw/files/2012/01/next_prev.gif)
( ※ もちろん画面の遷移連動して、ちゃんとURL書きかわる。 )
CMSとしてのFlickr
![](http://www.cbc-net.com/blog/hgw/files/2012/01/flickr.jpg)
おそらく鈴木氏がFlickrへ画像を投稿すれば、そのままこのウェブサイトも更新されるような仕組みになっているのかと思います。WordPressなどを用いて、更新してもらうような場合、もちろん楽は楽なのですが、カスタムしすぎると更新がおっくうになってしまって、サイトが続かないこともありますので、写真家のサイトでこういった思い切った方法を取るのは素敵ですね。
ちなみに、 BRUTUS
デジタルカメラで撮影した画像をウェブサイトにアップロードし、3000枚以上の蓄積となったウェブサイトをBluemarkがリニューアル、サイト上の画像はすべて無料でダウンロード、二次使用が可能。
そして、作家らしさをそのままウェブにしたような、ご本人のサイト。ここまで丁寧に仕上げてあるのはさすがの Saito & Co. ですね。
ちなみに鈴木さん・斎藤さんタッグ ( + 服部円氏 ) が手掛けるサイトとしては ilove.cat などもあります。こちらも見ていて癒やされますよ。