G/P gallery OPEN in NADiff A/P/A/R/T ! [Category:Info]
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表参道の美術書店NADiffが、この度、恵比寿に移転し名前を「NADiff A/P/A/R/T」に改め、新たなスタートをきる。新しいNADiff「NADiff A/P/A/R/T」は美術書やグッズの販売を中心としたショップの他に、複数のギャラリーが入居する複合アートスペースになる。
G/P galleryはそんな新しいNADiffに入居することになったギャラリーの一つ。写真作品を主に取り扱うギャラリーで、これまで新人写真家の発掘・育成、THE EXPOSED展やポートフォリオ・レヴューのオーガナイズなど着実に活動を積み重ねてきた。そんな中、満を持してついに自身のギャラリーをオープンすることになった。所属する作家は上田義彦、小山泰介、塩田正幸、うつゆみこ、永戸鉄也 、中島英樹、永坂嘉光。
そしてオープニング第一弾となる展覧会は上田義彦による新作展『骨と石器:BONES and STONEWARES』。上田がこの数年精力的に取り組んできたプロジェクトからの新作で、東京大学総合研究博物館のコレクションを上田が撮影し、グラフィックデザイナー・原研哉のアートディレクションにより相次いで美しい写真集として刊行され、既に国内外で高い評価を得ている。そのプロジェクトから、「骨」と「石器」を全て黒バックで撮影した新作プリントを発表する。
上田義彦『骨と石器:BONES and STONEWARES』
会期:2008年7月7日(月)~ 8月3日(日)※会期中無休
会場:G/P gallery
開催時間:12:00~20:00G/P gallery
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NaDiff A/P/A/R/T 2F
http://gptokyo.jp
[ 上田義彦プロフィール ]
1957年兵庫県生まれ。1980年、ビジュアルアーツ専門学校・大阪を卒業し、写真家・福田匡伸氏、有田泰而氏に師事後、1982年独立。日本を代表する広告写真家として活躍しながら、同時に数多くの個人作品を撮り続けている。その独自の世界を持った作品群は国内外から高い評価を得る。代表作として、東京大学総合研究博物館の標本コレクションを撮影した『CHAMBER of CURIOSITIES』をはじめ、アメリカインディアンの聖なる森を捉えた『QUINAULT』、舞踏家・天児牛大を撮影した『AMAGATSU』、『FRANK LLOYD WRIGHT』、『ポルトレ』、自身の家族を写した『at Home』など。