UK Interactive Design Exhibition[Category:Info]
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英国新世代アーティスト達によるインタラクティブデザインの現在
3月30日~4月1日まで開催。ブリティッシュ・カウンシルは、英国の新世代アーティスト達によるUKインタラクティブデザインの展覧会「レスポンシブ」を3 月31 日から4 月1 日まで、六本木ヒルズアリーナにて開催される。今回の展示会では、世界的に注目を浴びるUKアーティストによって、観客の行為に対して何らかの反応があるように設計されたインタラクティブなアート作品を紹介する。
本展では観客は受動的に作品を鑑賞するだけではなく、デザイナーが提供するインタラクティブなシステムに触れ、表現のプロセスに積極的に参加可能となっている。展示作品には、スクリーンに映し出された人の影がリアルタイムでモンスターに変化するインスタレーション「SHADOW MONSTER」(Philip Worthington)や、人が近づくと眩しい光と音量を発する「MONOLITH」(UVA)などがあり、注目すべきUKインタラクティブデザイナーの革新的なインタラクティブメディアを体験できる貴重な機会になるだろう。また展覧会の開催にあわせ、本展に参加するUK アーティスト5 組が、それぞれの作品コンセプトの説明やアイディアソース、技術との関連性などについて語るプレゼンテーションが3 月31 日 16:00 より開催される。
Simon Heijdens / TREE
Philip Worthington / SHADOW MONSTERプレスリリースより抜粋:英国の新世代アーティストたちによるUKインタラクティブデザイン展『レスポンシブ』は、観客の行為に対して,何らかの反応があるように設計されたインタラクティブなアート作品を紹介する展覧会です。
インターとは「結ぶ」、アクティブとは「活動」、二つの言葉が融合したインタラクティブとは、「相互に作用する」という意味を持ちます。インタラクティブデザインは、オーディエンスとの間にコミュニケーション=対話を生み出す新しい表現手段といえるでしょう。近年英国において台頭してきているインタラクティブデザイナーたちは、デジタルという量子化された絵の具を使い、自分を取り巻く環境や状況、その全てを生きたキャンバスという表現メディアと見立て、自身が思い描く世界を自由に、プログラマブルに描き出しています。彼等にとっては、映し出せるもの全てがミュージアムであり、街そのものがミュージアムなのです。
本展では、観客は受動的に作品を鑑賞するだけではなく、デザイナーが提供するインタラクティブなシステムに触れ、表現のプロセスに積極的に参加します。環境に呼応し変化する作品や、人の動きに反応し変化する作品など、本展を通して、英国インタラクティブクリエイションの現在を実感できることでしょう。開催概要
【タイトル】 UK Interactive Design Exhibition RESPONSIVE
-英国新世代アーティスト達によるインタラクティブデザインの現在-【会場】 六本木ヒルズアリーナ(03-6406-6611)
http://www.roppongihills.com/jp/arena/
【日時】 3 月30 日(金)、31 日(土)11:00~22:00
4 月1 日(日)11:00~18:00
【入場料】 無料
【URL】 http://www.ukinteractivedesign.jp【問い合わせ】 ブリティッシュ・カウンシル(Tel: 03-3235-8038)
【主催】 ブリティッシュ・カウンシル
【協力】 森ビル株式会社、テレビ朝日、松下電工株式会社
【制作】 ラップネット
【企画コーディネイト】 Projector Inc
【グラフィックデザイン】 菅原鉄博
展覧会関連イベント「UK インタラクティブデザイン スペシャルプレゼンテーション」
【会場】 テレビ朝日イベントスペース「UMU」
http://www.tv-asahi.co.jp/hq/umu/
【日時】 3 月31 日(土)16:00~18:30 (15:30~開場)
【参加費】 無料
【申込み方法】 uk-arts@britishcouncil.or.jp宛てにお名前、ご所属、ご連絡先を明記の上お申込み下さい。
【参加アーティスト】
United Visual Artists, Philip Worthington, rAndom International, Simon Heijdens, Troika
【スケジュール】 16:00-16:20 Troika
16:20-16:40 Simon Heijdens
16:40-17:00 rAndom International
17:00-17:40 Philip Worthington
17:40-18:20 United Visual Artists
18:30-20:30 Party
【参加アーティストプロフィール】ユナイテッド・ビジュアル・アーティスト
United Visual Artists
照明等、光をベースとした革新的なビジュアルデザインで知られるUVAは、U2、マッシブ・アタック、ベースメント・ジャックスなど、これまでに様々なアーティストのステージに光のインスタレーションを提供し、話題を呼んでいる。
http://www.uva.co.uk/サイモン・ハイデンス
Simon Heijdens
1978年生まれ。学生時代に、実験的な映像制作とプロダクト・デザインを学ぶ。現在はその知識を活かし、映像のテクニ
ックとオブジェクトを進化させる作品制作に取り組み、自ら未知の世界を切り開いている。
http://www.simonheijdens.comランダム・インターナショナル
rAndomInternational
ロンドンを拠点に活動するデザイン・コレクティブ。2002 年設立。テクノロジーの遺物、アート、科学、デザインを組み合わせ、これまでにNOKIA、セルフリッジス、HondaF1 レーシング・チームなどのプロジェクトに参加している。
http://www.random-international.comトロイカ
TROIKA
ロイヤル・カレッジ・オブ・アート出身の3人によって2003年に結成されたアート集団。印刷物やプロダクト・デザイン、インスタレーションまで幅広くこなす。アートとデザインを組み合わせた遊び心溢れた作品や、やや過激な作品で知られる。
http://www.troika.uk.com
フィリップ・ワーシントン
Philip Worthington
ロイヤル・カレッジ・オブ・アートインタラクションデザイン修了。2002年にデザイン事務所を設立。様々な分野のデザインを担当し、PSPやEye Toyの監修や、IBMの視覚情報の開発にも携わる。現在もっとも注目されているインタラクティブデザイナーである。
http://www.worthersoriginal.com