全世界なんと合計70,000部も売れたこの本。ご存知ブリストル出身のグラフィティ・ライター、BANKSYことROBIN BANKSの作品集。A6サイズと小さく、コンパクトな白黒作品集。数多くの作品と過去の危険な思いをしたエピソードなども載っている。 ステンシルというスタイルで、独自のアイロニカルなメッセージを発信する彼の作品はただの壁をアートワークに変えてしまう。
ステンシルというスタイルは新しいわけではないが、彼の作品はステンシルとは思えない大きさと完成度がある。それに加え、その時代にその街、そしてその通りに歩いている人に語りかけるような内容が人々の目を引くのだろう。
ここでは実際に自分がロンドンで撮ってきた作品をいくつか紹介しよう。キョロキョロしながら街を歩き、ポツンとある作品を見つけたときは一人でも何だがニヤケてしまっていた。街がギャラリー、そんな気分で歩けるのがロンドン、Bricklaneである。

上の写真のピースはもうすでに無くたっている。これを撮ったのは初めてロンドンに行ったとき、しかもBANKSYのことは知らなかった。強烈なインパクトがあったのを覚えている。
This was a piece I saw when I first went to London. At that time I didn't know about Banksy at all. I still remember the impact it had. But unfortunately the piece was not there when I went last year.

もっとも有名なピースのひとつ。パルプフィクションのワンシーンをモチーフにしたもの。銃がバナナになっている。これは非常に大きく時間が経っても綺麗に残っている。
One of the most famous and nice piece in Oldstreet, London.Hope it will be there so that I could see it again.

"TO ADVERTISE HERE CALL 0800 BANKSY"と書いてある。0800はフリーダイアル。「ここへの広告は0120BANKSYまで」ということ。