現代美術作家タムラサトルの個展が、東京・築地のTakuro Someya Contemporary Artにて6月25日まで開催中。

タムラサトルはこれまでに、意味を持つ事を回避した作品群を国内外で多数発表している。機械仕掛けで動く巨大なインスタレーションや、最近では、BEAMS B GALLERYで発表された、100個の白熱灯とそれに繋がった100個のスイッチやコンセント、コードを使用した作品「100 の白熱灯のための100 のスイッチ」など、シンプルな構造や動き、そこで起こる現象が作品の重要な要素となっている。


CBCNETでも過去に何度か取り上げてるので、チェックしてみてほしい。
『何も釣らないフィッシングマシン。』(CBCNET記事)
『小山マシーン』/『ぐるぐるボカン まわる!はしる!つるおかの自然』(CBCNET記事)

今回の個展では、見上げる大きさのアルファベットから、小サイズまで、チェーンで形作られた鉄鋼マシーンが全て新作で発表される。
『なんの背景ももたない 思想的に真っ白な作品をめざし、意味の破壊をテーマに作品を制作。』と作家が話すように、今回の作品たちもタムラサトルの一環した姿勢を感じるものになっている。

ぜひ実物を見ていただきたい作品だ。

Information

タムラサトル: A マシーン
http://tsca.jp/

会期:2011年5月28日(土)- 2011年6月25日(土)
開廊 : 火曜−土曜 12:00−19:00 (休廊 日曜・月曜・祝日)
会場:Takuro Someya Contemporary Art
東京都中央区築地1-5-11 築地KBビル 1F

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