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建築における色彩をテーマにしたグループ展「建築家の色とかたち展」

February 24, 2010 1:44 PM
建築における色彩をテーマにしたグループ展「建築家の色とかたち展」

現在活躍中の個性的な5者の建築家が、ダンボールでかたちを作り、アクリル絵の具で色をつけた作品を制作、発表する展覧会「建築家の色とかたち展」が、社会と建築をむすびつけることを目指す団体「SHA-ken」による第一弾の企画として開催される。

本展開では、これまで現代建築ではないがしろにされがちだった「色彩」に焦点を当て、参加する建築家たちは各自キイ・カラー色を設定し、その色を中心にダンボールに着色し、各自の建築の中での色のもつ意味や役割などを表現する。

なお、参加作家の一人である長岡勉によるショップ内インスタレーションが、現在 DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA にて展開されている。家具と建築を融合させ、独自の世界を構築する長岡。今回、DESELのショップ内ではベニヤの柱が林立する、非日常的空間を演出している。こちらも見逃せない。

Detail

「建築家の色とかたち展」
<期間>
2010年 3月1日(土)~3月11日(金)入場無料
アーティスト・トーク/3月6日(土)17:00~18:30  
 レセプション/3月6日(土)19:00~
<会場>
TURNER GALLERY 1階および3階
東京都豊島区南長崎6-1-3
<企画主宰>[SHA-ken]www.sha-ken.org
 SHA-ken(シャケン)とは社会に開いた建築を考える団体。建築家や建築を学ぶ学生だけでなく、建築に関心をもつ一般の人々が建築を語り、新しい建築の機会と空間をつくり出すことを目指す。社会起業としての建築、アートとしての建築を実現するため、地域や社会との連動を視野に入れる。

<参加作家プロフィール(アイウエオ順)>
■KEIKO+MANABU (内山敬子 沢瀬学) 
内山敬子:ワシントン生まれ。オレゴン大学卒業。妹島和世+西沢立衛/SANAAをへてKEIKO+MANABU設立。沢瀬学:岩手県生まれ、横浜国立大学で建築を学ぶ。石田敏明建築設計事務所をへてユニットのロコアキーキテクツで1998年まで活動。主な作品「LE CIEL BLUE KOBE」、「BLESS」など、JCDの各賞を多数受賞。
■長岡勉/POINT 
東京生まれ。慶応義塾大学大学院修了。山下設計を経て、1999年田中正洋とPOINT設立。2003年クリエーターのためのシェアオフィスでシンクタンクともいえるcoーlaboの共同運営にたずさわる。「MUSVI」と「ヤマコヤ」で2年連続JCD金賞を受賞。
■中村竜治
長野県生まれ。東京藝術大学大学院修了。青木淳建築計画事務所を経て、2004年中村竜治建築設計事務所を設立。主な作品「JIN'SGLOBAL STANDARD 流山」、「hechima」「Heart of Shapes」。JCDの各賞、グッドデザイン賞、オランダのThe Great Indoor Awardなど受賞。
■永山祐子 
東京生まれ、昭和女子大学卒業。青木淳建築計画事務所をへて2002年に永山祐子建築設計設立。「ルイヴィトン京都大丸」でJCD奨励賞受賞。主な作品に「丘のある家」「CAST」{Anteprima Prastiq」「Urban Premium Minami Aoyama」など。
■平田晃久
大阪府生まれ、京都大学大学院修了。伊東豊雄建築設計事務所を経て、2005年に平田晃久建築設計事務所。主な作品「イエノイエ」、「sarugaku」「ooder」など。JIA新人賞受賞。著書には「animated」がある。


長岡 勉/POINT 『Labyrinth of Woods』
会期:2010年2月10(水) - 7月12日(月)
会場:DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA 1F
住所:東京都港区青山6-3-3
営業時間:13:00 - 20:00
定休日:不定休

 


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