2月6日から水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催される企画展『リフレクション―映像が見せる"もうひとつの世界"』は、映像を、今の社会や個人をめぐる多様な「もうひとつの世界」を反映(リフレクション)するメディアとしてとらえ、また映像を「見えないもの/隠されたものを可視化するメディア」として用い、社会や個人の小さな物語を照らし出す。
宇川直宏、Chim↑pom、さわひらき等国内外7名と2組の気鋭の作家たちによる作品は、マスコミ報道とは異なるオルタナティブな視点で社会の周縁にある出来事や人びとを見つめるものから、個人の内面で紡ぎだされるイメージや世界観にビジュアルを与えるものまで、実に多様で刺激的である。
会期中は出展作家によるトークやゲストを招いての即興ライブ、高校生とのワークショップなど、多数予定している。