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純粋な視覚表現としての「グラフィック」を追求する稲葉英樹の個展『HIDEKI INABA 9010』

February 2, 2010 1:37 PM
純粋な視覚表現としての「グラフィック」を追求する稲葉英樹の個展『HIDEKI INABA 9010』

国内外で高い評価を受けるグラフィックデザイナー 稲葉英樹による個展『HIDEKI INABA 9010
稲葉英樹展』が三菱地所アルティアム(福岡県福岡市中央区)にて開催される。

多くのデザイナーが美術系大学出身であるのに対して、大学では理工学を専攻している稲葉。そして、コンピュータをツールとして表現を始めた第一世代でもある彼が今回の展覧会で挑むテーマが"プリント"。作品のアウトプットは絵筆でもカメラでもRGBのモニタでもない。コンピュータの中で生成したイメージを印刷という技術を介して表現し、"美"を創出することを試みる。

あらゆるジャンルのビジュアル表現に関心を持つ人々にとって必見といえる同展覧会、お近くの方は是非。展覧会初日2月19日のオープニングレセプションでは作家が来場し、作品のコンセプトなどを語る。

Detail

HIDEKI INABA 9010 稲葉英樹展
http://artium.jp/exhi/next.html

会期|10/2/19(金)〜3/15(月)
会場|三菱地所アルティアム福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F
開館|10:00〜20:00
会期中休館日なし
入場 400円(学生300円)
※再入場可、高校生以下及びアルティアムカード会員無料

◆オープニングレセプション
2/19(金)19:00〜20:00

◆関連イベント
「FACTOTUM」とのコラボレーションワークを展示
会場:minorityrev hirao


稲葉英樹 Hideki Inaba
90年代後半より『+81』『SAL magasine』などのデザインを手がけ、その革新的なデザインで一躍注目を浴びる。04年よりソロエキシビジョン「NEW LINE」を開催。ドイツred dot awardにてコミュニケーション部門最高賞受賞(2004年)。06年、作品集『〜NEWLINE』を出版。07年にはshu uemuraとの協作によるコレクション『BTB24-graphic design by hideki inaba』を発表。同時にソロエキシビジョン「GRAPHICLINE」を開催。自身の作品がアートブックの老舗Taschenの人気書籍『Graphic Design Now』(2005年)のカバーにも選ばれるなど国内外から高井評価を受ける。08年、南アフリカ・ケープタウンにて開催された国際デザイン会議「デザインインダバ11」に招聘。パリ・ルーブル宮のフランス国立装飾美術館「kansei」展に『Print Line by Hideki Inaba』を出品。

http://hidekiinaba.com/

 


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