アーティストラン・スペース"kiviak"の主催により、インターネット上だけで催される企画展『redundant web』が1月16日(土)から始まる。最近敢行された.fla2にて執筆している萩原俊矢(flapper3/STDSGN)や、過去のICC企画展にて出品歴を持つ谷口暁彦、比嘉了、山口崇洋ほか計9名が参加。
「redundant」とは日本語で「冗長」という意味。本展覧会はhtml、css、javascript、flashなど様々なwebに関する技術の余剰な部分を、素材/言語として作品制作を試みるという意図がある。
参加アーティストは、「webを展示空間とするのではなく,素材として用いること。」、「単なるwebツール/webサービス(道具)を作らないこと。目的のない,且つ合目的な道具を作る。」という、あらかじめ設定された2つの規定に沿って作品を制作し、発表する。
参加作家が上記2つの規定をどのように解釈し、作品に落とし込んだのかが見所になる。
展覧会開始日の16日(土)にはkiviak(聖蹟桜ヶ丘)にて参加アーティストが自身の作品をプレゼンテーションするアーティスト・トークとオープニングパーティーが予定されている。