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ポストグラフィティの開拓線

December 1, 2009 6:31 PM
ポストグラフィティの開拓線

在日フランス大使館にて開催されている「No Man's Land」の一環である現代美術展「MEMENTO VIVERE / MEMENTO PHANTASMA」に出品予定のアーティスト、大山エンリコイサムがグラフィティ/ストリートアートをテーマに「ポストグラフィティの開拓線」と題したシンポジウムを企画している。

二部構成で予定されている同シンポジウム、第一部では社会学や文化批評の現場でこれまでにグラフィティへの問題意識を提示したことのある論客、酒井隆史、南後由和をゲストに迎え、グラフィティにおいて重要なキーワードである「スタイル」という概念と、ポップカルチャーとしてのグラフィティが持つ「シミュラークルな様態」を結びつけ議論を展開する。

第二部ではDUNEの編集長、林文浩とライター/DJである荏開津広の両氏を交え、具体例を中心に、グラフィティ/ストリートアートをより現場に近い目線で議論する。

グラフィティ、ストリートアート、芸術さらには社会学をも包括する、興味深い内容になるだろう。


Detail

MEMENTO VIVERE / MEMENTO PHANTASMA 関連シンポジウム
ポストグラフィティの開拓線
http://d.hatena.ne.jp/OEIL/20091123/1259001718

開催日:2009年12月19日 土曜日
会場:在日フランス大使館 別館1F
住所:東京都港区南麻布 4-11-44
入場料:無料


■第一部 14:00 -
「スタイルとシミュラークルのはざまで——動物的自己批判」

[パネリスト]
酒井隆史(社会思想史/都市文化論)
南後由和(社会学、都市・建築論)
大山エンリコイサム(美術家)


■第二部 16:00 -
「グラフィティは2回爆発したのか?!——ポストグラフィティのパースペクティブ」

[パネリスト]
林文浩(プロデューサー、編集者、作家、俳優)
荏開津広(one hand clappin')
大山エンリコイサム(美術家)

 


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