テクノロジー、アート、デザインの境界線をあいまいにしながらメディアを超えて活動しているTEAMLAB★NETがKONIKA MIONLTA PLAZAにて、環境問題をテーマにした映像インスタレーション『百年海図巻』を発表する。
コニカミノルタでは、地球環境保全を経営の根幹と位置づけ、製品ライフサイクル全体を見据えて環境負荷を低減する活動を推進し、毎年この時期に環境問題を扱ったアーティスト作品を展示する企画展を開催している。
『百年海図巻』は、温暖化によって引き起こされる、今後百年間で予測される地球海面上昇の様子を時間/空間スケールに縮め、日本人特有の空間認識を反映させた映像で表現している。
また2008年12月パリ、ルーブル宮内庭園美術館で行われた「感性kansei-JapanDesignExibition-」で展示された映像作品を再構築したものも展示されている。大和絵などの日本独特の表現を、コンピューター上の仮想の3次元空間で再現し映像化、スクリーンを用いて実空間に投影配置した映像インスタレーションだ。
会期は12月10日〜12月21日まで。KONIKA MINOLTA PLAZAにて開催。
hanatoshikabane from TEAMLAB on Vimeo.