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豪華デジタルデザインの展覧会 【Decode展】 ロンドン、V&Aにて開催

December 9, 2009 5:52 PM
豪華デジタルデザインの展覧会 【Decode展】 ロンドン、V&Aにて開催

2009年12月8日~2010年4月11日まで、LondonのSouth Kensingtonにある Victoria and Albert Museum にてデジタル、インタラクティブデザインに焦点をあてた展覧会【Decode: Digital Design Sensations】が開催されている。小さなスクリーンベースのものから大規模なインスタレーションまで世界中から集められた35組のアーティストの作品が展示される。今回の企画はonedotzeroとV&Aのコラボレーション企画となっている。

展覧会のテーマとして"Code","Interactivity", "Network"と3つ設けられており、最近話題になった作品が多数出展されている。たとえば"Code"ではカメラを使わない映像で話題になったAaron Koblinが手がけたRadio HeadのPV「House of Cards」やRobert Hodgin(Flight404による「Solar」、またDaniel Brownによる新作も披露される予定だ。

"Interactivity"では日本からWOWによるインスタレーション作品「Light Rain」、Simon Heijdensによる「Lightweeds」など空間をつかったインタラクティブ作品が並んでいる。

"Network"ではネットワーク上のデータを使った作品がメインとなり、今回の展覧会のためにJulius Poppに依頼して制作された「Bit.Code」というネットワーク連動のインスタレーション作品がV&Aの入り口に展示される。
また2003年よりロンドンのサイエンスミュージアムで展示されているMark Hansenと Ben Rubinによる「Listening Post」、Jonathan Harrisによる「We Feel Fine」など新旧の気鋭な作品が勢揃いしている。
ほかの参加作品はこちらから確認できる。
http://www.vam.ac.uk/microsites/decode/exhibition

また今回の展覧会のビジュアルはKarsten Schmidt(toxi)によるもので、このビジュアルアイデンティティーはGoogleCodeにてソースが公開されており、それを「RECODE」というプロジェクトとして一般からの改変版を募集している。ギャラリーページで投稿されたビデオを見ることもできる。
http://code.google.com/p/decode/

こうしたデジタルアート作品に対してのファンドが多くあるロンドンらしく、とても豪華な内容になっている。またVictoria and Albert Museumという美しい建物内で体験できるのは貴重な体験となりそうだ。
会期は来年4月10日まで。ロンドンに行く際はぜひ訪れてみたい。


作品紹介:

V&A Decode generative identity from postspectacular on Vimeo.


Listening Post by Mark Hansen and Ben Rubin



Light Rain by wowlab


Solar rework from flight404 on Vimeo.

 


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