東京オペラシティーアートギャラリーにてヴェルナー・パントン展が開催されている。
カラフルなプラスチック一体成型の《パントンチェア》で知られるヴェルナー・パントン(1926-98)は、デンマークに生まれ、ポール・ヘニングセンやアルネ・ヤコブセンなど、同国を代表するデザイナーと交流し、多くの名作デザインを世に送り出した。
家具、プロダクト・デザイン、建築や展覧会の設計など、その多岐にわたる仕事は60-70年代のモダンデザイン史に大きな影響を与え、奇抜なフォルムや鮮烈な色彩とともに、今なお私たちの心をときめかせる。
本展ではヴィトラ・デザイン・ミュージアム所蔵の貴重なコレクションより家具、照明、テキスタイル、模型、ドローイング、映像など約150点を展示し、パントンの活動を包括的に紹介する。
なお、セレクトショップのTOMORROWLANDや伊勢丹新宿店などで、パントン・グッズが販売されるのに加え、東京・青山のインテリアショップ、Mid-Century MODERNは15周年記念プロジェクトとして、コラボレーションアイテムが多数リリースされる。
photo credit:
Phantasy Landscape
Installation at "Visiona2," Cologne Furniture Fair, 1970
©Panton Design, Basel
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