NANZUKA UNDERGROUNDでは芸術における「童心」をテーマに、黒川知希、マーティン・マニグ、松橋萌の3人のアーティストをピックアップしたグループ展『PLAY ROOM』を開催する。
黒川知希は、美術館と図書館の往復による"自習"で、ペインティングを学んだアーティストである。彼の作品は、カニエ・ウエストのブログにおいて「new talent doing big things in Japan」と紹介されるなど、国内外で高い評価を得ている。
ドイツ出身のペインター、マーティン・マニグはドレスデン美術大学に学び、「ドレスデン派」若手のホープとして、世界各地で高い注目を集めている。古典的な絵画の強度を保ちつつも、映画やアニメーション、漫画、音楽などのサブカルチャー的な要素を巧みに取り入れた、魅力溢れる作品を生み出している。
松橋萌は、1985年生まれ、今年多摩美術大学を卒業したばかりのニュータレントだ。まるで子供の創作活動のように初期衝動に忠実であろうとする松橋の姿勢は、芸術とは何か、何のために表現するのか、という根本的な問いに対して、無意識のうちに力強い回答を提示している。
会期は8月22日(土)から9月12日(土)まで。オープニングレセプションは児玉画廊、山本現代との合同で開催される。