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アントニー・ゴームリー × 深澤直人「都市と対話するアートとデザイン」

July 26, 2009 3:54 PM
アントニー・ゴームリー × 深澤直人「都市と対話するアートとデザイン」

7月26日よりスタートする「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」のオープニングで来日予定である、英国を代表する彫刻家、アントニー・ゴームリー深澤直人によるトークショーが、ブリティッシュ・カウンシルにて開催される。

アントニー・ゴームリーは、ニューカッスル・ゲーツヘッドのシンボルとなった巨大なパブリックアート「エンジェル・オブ・ザ・ノース」や、ロンドンの街中に等身大の彫刻を点在させたアートインスタレーション「イベント・ホライズン」など、公共の場を舞台に都市とアートの関係を問いかける多くのプロジェクトを手がけ、英国アート界において先駆的な活動を行ってきた一人である。
(09 7/23)現在、進行中のプロジェクト「ワン・アンド・アザー」では、抽選で選ばれた一般市民が100日間、24時間、1時間交代でトラファルガー広場の4番目の台座の上に立つというもので、その様子はリアルタイムでストリーミング中継されており、大きな話題を呼んでいる。

今回のトークイベントでは、アントニー・ゴームリーが自身の活動や各プロジェクトに込められた意義などを紹介するほか、フィールドは違いながらも互いの活動を尊敬し影響を与え合う存在であるという深澤直人とともに現代の都市や社会においてアートやデザインが果たす役割や、その関係性について広く語り合う。

Detail

アントニー・ゴームリー × 深澤直人「都市と対話するアートとデザイン」
■概要
日時|2009年7月27日(月)18:30 - 20:30 (OPEN 18:00)
場所|ブリティッシュ・カウンシル新宿区神楽坂1-2
定員|120名 (先着順)
参加費|無料 (同時通訳つき)
主催|ブリティッシュ・カウンシル
協力|大地の芸術祭実行委員会

■お申し込み方法
お名前、ご所属、お電話番号と「7月27日アントニー・ゴームリートーク参加希望」の旨ご明記の上、メールかファックスで以下の宛先までお申込み下さい。
(定員を超えた場合のみご連絡します)

ブリティッシュ・カウンシル アーツセクション宛
E-mail: uk-arts@britishcouncil.or.jp
Fax: 03-3235-8040
お問い合わせ: ブリティッシュ・カウンシル アーツセクション (Tel:03-3235-8038)


■スピーカープロフィール
アントニー・ゴームリー  Antony Gormley
1950 年ロンドン生まれ。英国を代表するアーティストとして国際的に高く評価されている。自らの身体をモデルに、リード線で等身大の人物像を作り上げた彫刻シリーズで一躍有名になり、その後、鋳鉄を制作に取り入れることによって、劇的なスケールと構成をもつ彫刻群を生み出すようになった。1994年、英国の現代アートの世界において最も権威のある「ターナー賞」を受賞。ゴームリーの展覧会は英国のみならず海外でも広く開催されており、作品は世界各国のパブリック・コレクションに納められている。委嘱作品も数多く手がけ、なかでも特に、ゲーツヘッドにある「エンジェル・オブ・ザ・ノース」の彫像は、英国で最もよく知られているパブリック・アートのひとつである。日本における近年のプロジェクトとしては、2004年に開催された一般市民参加型の彫刻インスタレーション「アジアン・フィールド」などがある。
www.antonygormley.com

深澤直人  Naoto Fukasawa
プロダクトデザイナー
「Without Thought」または「意識の中心」と表現する自身の思想のもとに、人間の無意識をデザインに置き換えるワークショップを開催し続け、国内外のデザイン賞を受賞する。2006年Jasper Morrisonとともに「Super Normal」を設立。1956年山梨県生まれ。ヨーロッパ、北欧のメジャーブランドの他、国内の大手メーカーのデザインを多数手がける。受賞歴は60賞を超え, 2007年 ロイヤルデザイナー・フォー・インダストリー(英国王室芸術協会)の称号を授与される。「THE OUTLINE 見えていない輪郭l」展(2009/10/16-2010/1/31) 21_21DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン)藤井保氏との展覧会・出版予定。
www.naotofukasawa.com

 


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