Paul Smith SPACE GALLERYでは8月1日から8月23日まで、田名網敬一とピート・ファウラーの二人のコラボレーションによるエキシビション、『DREAM EMPIRE/夢の帝国』が開催される。
1960年代より、「ネオダダジャパン」と共にアーティストとして活動を開始した田名網敬一は、ロバート・ラウシェンバーグやミシェル・タピエらと親交を深め、アンディ・ウォーホルとも仕事を共にするなど、戦後日本の前衛芸術の創成期において、常にその中心にいた人物であり、当時から絶大な人気を得ていたアーティストの一人である。
一方、1969年ウェールズ出身のピート・ファウラーは、モンスター・ワールド"をテーマに、ポストモダンの漫画的手法を取り入れた作風で創作活動を続けるアーティストである。
今回の展覧会は、ウェールズ出身のバンドSuper Furry Animalsのジャケットアートワークを、2人がコラボレーションにより手がけたことがきっかけで実現した。
展覧会の内容は、Super Furry Animalsの『Dark Days/Light Years』のジャケットのアートワークから発展した、音からのインスピレーションを根底に、「異界へのミステリアスな旅」をテーマに掲げた作品を紹介する。