DIESEL DENIM GALLERY AOYAMAにて、Jules Julienによる"CADAVRES EXQUIS" -優美な屍骸- が開催される。
「東京、めまぐるしく変化するファッション」 - 個性の探求。
無数の人たちが無秩序に広がった四方八方の通りを歩き続けている街、東京。
それはまるで、永遠んに進化し続けるカタログや多目的なノートに、決して消えることのないシルエットが書き込まれているかのよう。Jules Julienはファッション雑誌の中のモデルの写真を一旦ばらばらのパーツに解体し、そして彼なりの視点で全く違った姿や形へと変化させて作品にしていく。そこでは、人と洋服をつなぐ体のパーツを通して、人間の内面と外見、個人と集合体の一部、不断に変容し続けるファッションムーブメントと、儚い人生、これらの間に存在する[つなぎめ]、つまり個性とは何かを探求している。
今回の展覧会では、いろいろなファッションをミックスさせることによって確立された1つのスタイルがテーマ。それはJulienが観る「今日の東京」を表現している。
会期は8月2日(日)まで。