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ICCが毎年度、内容を一新して公開する入場無料の展示スペース「ICC OPEN SPACE」の2009年度版が間もなく公開される。
同展覧会はICCの活動理念にもとづき、より多くの人に、先進的な芸術表現とコミュニケーション文化の可能性を感じられるよう、国内外のメディア・アートをわかりやすく紹介するとともに、ICCの活動歴史を多様な資料、記録映像などにより参照することができる。また、今年からテーマ展示エリアを新設し、アートとサイエンスを横断する作品やプロジェクトを紹介する試みも行う。
その最初のテーマ展示が「ミッションG：地球をちかくせよ！」。昨今の地球規模で拡大、革新されてゆくネットワーク技術を駆使し、地球上の様々なデータをセンシングし可視化していく5つのプロジェクトを紹介する。
さらに、今後期待される新進アーティストによる展示「エマージェンシーズ！」や、シンポジウム、アーティスト・トーク、ギャラリーツアー等の関連イヴェントも充実している。お見逃し無く。
ICC OPEN SPACE 2009
会場 : NTTインターコミュニケーション・センター［ICC］
開館期間 : 2009年5月16日（土） ~ 2010年2月28日（日）
休館日 : 月曜日（月曜日が祝日の場合翌日），年末年始（12/28 ~ 1/4），保守点検日(8/2，2/14)
開館時間 : 午前10時 ~ 午後6時 入場無料
交通案内 : アクセスページをご覧ください．｜→アクセスページ｜
URL : http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2009/Openspace2009/index_j.html
出品作品 :
1 浅野耕平《Lines 》｜2008 年
2 岩井俊雄《マシュマロスコープ》｜2002 年
3 武藤努《キネティック・カラー・バー》｜2008 年
展示期間：2009 年 5月16日［土］―10月4 日［日］
4 藤木淳「2.5 次元の世界」
5 前林明次《Metronome Piece 》｜2003-09 年
展示期間：2009 年 9月19日［土］ ~ 2010 年 2月28日［日］
6 JODI 《My%20Desktop OSX10.4 》｜2007 年
7 クワクボリョウタ《プリペアード・ラジオ》｜2006 年
8 グレゴリー・バーサミアン《ジャグラー》｜1997 年
9 ラファエル・ロサノ＝ヘメル《フリークエンシー＆ヴォリューム》｜2003 年
10 山口崇洋《Urbanized Typeface: Shibuya 08-09 》｜2008/09 年
展示期間：2009 年 5月16日［土］ ~ 10月4 日［日］
テーマ展示 「ミッションG：地球を知覚せよ！」
出品作品 :
ダブルネガティヴスアーキテクチャー《コーポラ.プロスペクト》｜2009年―
Pachube+M.K.I. 《Pachube＠ミッションG》｜2009年―
《南極コーリング：昭和基地Now》｜2009年―
協力：村上祐資＋第50次南極地域観測隊＋国立極地研究所
鳴川肇《オーサグラフ：ISSロングターム・トラッキング》｜2009年―
パクト・システムズ《コモンデータ・プロセッシング＆ディスプレイ・ユニット―
TOKYO SYSTEMプロトタイプ》｜2009年―
新進アーティスト紹介コーナー 「エマージェンシーズ！」
エマージェンシーズ！011
佐藤哲至＋坂本洋一《blank》2006/09年
展示期間 : 2009年5月16日［土］ ~ 8月9日［日］
出品作家によるイヴェント
シンポジウム「ミッションG」
日時 : 2009年5月16日［土］午後2時より
出演 : 市川創太［ダブルネガティヴスアーキテクチャー］、鳴川肇、マルコ・ペリハン［パクト・システムズ］、他
司会：四方幸子［ICC］
アーティスト・トーク
日時 : 2009年5月17日［日］午後2時より
出演 : 藤木淳、武藤努
司会 : 畠中実［ICC］
ギャラリーツアー
会期中の毎月第二土曜日開催予定
ICC学芸スタッフが「オープン・スペース2009」の展示作品について解説します。
