5月15日より東京・表参道の「EYE OF GYRE」にて、フラワーアーティストの東信によるエキシビジョン「Distortion×Flowers」が開催される。東信は花に限らずあらゆる植物を、時には植物以外の要素を作品に取り入れる。彼の創りだす先進的で圧倒的な世界感をもつ作品は現代彫刻といっても過言ではなく、フラワーアートというよりは現代アートといったニュアンスのほうが近いかもしれない。
これまで、銀座ソニービルでの個展や、パリのカルティエ現代美術財団「Les Soirees Nomades」に参加するなど、国内外で広く活躍している。今回のエキシビジョンでは、様々な音の歪みを作り出す*エフェクターに、それぞれの音色からインスピレーションを受けた花々を生けるという、花と音をテーマにした作品を発表する。
*エフェクターとは、音響効果(Effect)を与える目的で使用される機器のこと。マイクで集音された音、あるいは電気楽器など電気信号に変換された音声に対して、スピーカーまたは録音媒体に至るまでの途中に挿入し,一定の効果を与え、さまざまな音に変化させる機器のことを指す。