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千葉雅也×池田剛介  『絵画を再起動する』

April 16, 2009 3:32 PM
千葉雅也×池田剛介  『絵画を再起動する』

北千住にあるオルタナティヴ・スペースcon tempo (コンテンポ)では、09年よりスペースとしての活動を本格的に開始する。その一環として、多彩なゲストとテーマ設定のもと、シンポジウムを開催していく。第1回目のシンポジウムが4月26日に開催予定。『絵画を再起動する』というテーマのもと、若手の批評家と美術家が討議を行う。

絵筆で描くといった「出来事性」のもとで語られてきた絵画の捉え方とは異質な、あらゆる生産物は様々なデータの束として常に再編成されうる、というインターネット以降の今日的なモノの見方を絵画にも当てはめ、批評家と作家双方の視点からフリーズ状態にある絵画を再起動すべく語っていく。

現代における新たな観点が垣間見れる良い機会となるかもしれない。

Detail

千葉雅也×池田剛介 『絵画を再起動する』
http://www.ottr.cc/con_tempo/rebooting_art.html
04.26.2009 (SUN)
18:00 - 20:00
500JPY
*シンポジウム終了後にはささやかなパーティーがあります。ぜひご参加ください。


[ 講師プロフィール ]

090415_masayachiba.jpg千葉雅也
1978年生まれ。哲学・表象文化論(ジル・ドゥルーズを軸とした20世紀フランス思想、ヨーロッパとアメリカにまたがる「人間性以後」(ポストヒューマン)の思想、および美術と音楽の哲学)。東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」 PD研究員、高崎経済大学非常勤講師。主な論文=「輪郭を救うこと、文字通りになること----ジル・ドゥルーズの美学と哲学における超越論的変形をめぐって」『表象』第二号(表象文化論学会/月曜社、2008年)、「彼岸のエコノミー----ドゥルーズ『マゾッホ紹介』再読:デリダ、マラブーのフロイト解釈と比較しつつ」『現代思想』第36巻15号(青土社、2008年)など。


090415_kosukeikeda.jpg池田剛介
1980年生まれ。美術家。東京藝術大学大学院修了後、文化庁新進芸術家在外研修員としてアメリカ留学。個展に「GoldfishPicture]」(ヴォイスギャラリー pfs/w、京都、2006年)。主なグループ展=「ヴィヴィット・マテリアル」(東京藝術大学、東京、2008年)、「混沌から躍り出る星たち 2007」(Spiral Garden、東京、2007年)、「Salad Days」(Artists Space,New York, 2006年)、「ImaSelection<表現の水際>」(ZAIM、横浜、2005年)、「Re-materialize」(東京藝術大学大学美術館 取手館、2005年)など。

 


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