東京都写真美術館が新たに企画する、映像表現に関する大規模な複合イベント「恵比寿映像祭」の第1回目"オルタナティブ・ヴィジョンズ"が2月20日より10日にわたって開催される。
「恵比寿映画祭」は年に一度、東京都写真美術館全館を使って、展示、上映、ライヴ・イヴェント、講演、トーク・セッションなどを複合的に行うことを通じて、映像分野における創造活動の活性化と優れた映像表現やメディアの発展を過去から現在、そして未来へといかに継承していくかという課題について、今あらためて問い直し、対話を重ね、広く共有する場となることを目指す。それは、映像という言葉を限定的に用いるのではなく、映像をめぐる様々な選択肢に目をむけ、可能性を拓いて行くことを企図している。
第1回目のテーマとなる"オルタナティブ・ヴィジョン"には、個々人がそれぞれに求めるオルタナティヴな価値が、ともに育ち交歓する場を醸成すること、さまざまな選択肢を試し、視えているものを疑いながら、それぞれにオルタナティヴな映像を探し求めていくこと、という意味が込められている。
10日間と短い会期中には多くのイベントが企画されているようなので、詳しくは恵比寿映像祭公式ホームページを参照してほしい。