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川俣正「通路」

March 10, 2008 7:36 PM
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《ワーキング・プログレス》アルクマー(1996-1999) photo © www.leovanderkleij.com


川俣正の通路をテーマとした展覧会「通路」が東京都現代美術館で開催されている。
近年ますます注目されるようになった、制作の<プロセス>を重視するアートの流れにおいて、川俣正は国内外で欠かすことのできない重要な作家として評価されいてる。「参加型」、「領域横断」、「ワークイン・プログレス」などといった現代アートを語るうえで欠かせない考え方を、30年も前から実践してきた第一人者が川俣正である。
今回の「通路」展ではそんな同氏のこれまでの仕事を振り返り、かつ今後の展望も示すような展覧会に仕上がっている。今回の展覧会のメインテーマである「通路」を美術館の中に仮設し、空間の機能を変容させる。また、その通路の中にこれまでの、そしてこれからの川俣正の作品やプロジェクトを配置している。展覧会は4月13日まで開催。
また、同館別展示室にて「MOTアニュアル2008 解きほぐすとき」も開催中。こちらも4月13日まで。あわせてどうぞ。


080304_kawamata1.jpg《デストロイド・チャーチ》ドクメンタ8、カッセル(1987) photo © www.leovanderkleij.com


kawamata2.jpg《ワーキング・プログレス》アルクマー(1996-1999) photo © www.leovanderkleij.com

 


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