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ZAIM COMPETITION 2009
大山エンリコイサム×荻野竜一による二人展
『InsideOut of Contexts』

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35歳以下の若手アーティストを対象に、ZAIMで発表する作品を公募した、「YOKOHAMA創造界隈ZAIMコンペ2009」の採択企画展として、大山エンリコイサム×荻野竜一による二人展『InsideOut of Contexts』が2月20日(土)よりZAIMにて開催予定。

『ポストグラフィティ』を活動のメインコンセプトに掲げ、作品展示にとどまらずクライアントワーク、シンポジウムや執筆など多方面で精力的に活動を続ける大山。一方、アメリカの美大にてイラストレーションを学び、現在は東京を中心に活動を展開する荻野。最近では"Out of the Context Mash-Up"という概念をベースに平面から立体、インスタレーション作品まで幅広く制作、発表している。


アーバン・アートやサブカルチャーに強く影響を受けつつ、その思考を美術に落とし込んでいる点が共通項といえる二人。会期中の2月27日(土)にはシンポジウムを開催予定。ゲストパネリストには3Dスタイルで一世を風靡したグラフィティライター/アーティストのZEDZをアムステルダムから招聘。さらに、グラフィティやサブカルチャーに造詣が深い荏開津 広(東京藝術大学、多摩美術大学非常勤講師/DJ/ライター)と、出展作家2名を加え、グラフィティやアニメをテーマにトークを行う。

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Detail

ZAIM COMPETITION 2009
『InsideOut of Contexts』
作家|大山エンリコイサム, 荻野竜一
会期|2010年2月20日(土)〜3月7日(日)10時~18時
※2月22日(月)は休館
※オープニング 2/19(金)18時〜 ZAIM本館1F

会場|ZAIM gallery神奈川県横浜市中区日本大通34
入場無料


【作家プロフィール】
大山エンリコイサム
1983年東京生まれ。美術家。慶応義塾大学卒業後、東京藝術大学大学院修了。主な展示に「Fractal Edge (compound gallery、2008)」、「FFIGURATI (con tempo、2009)」「memento vivere memento phantasma (在日フランス大使館、2009)」など。また、シンポジウムへの参加やテキストライティングも行う。

荻野竜一
http://www.ogigraphics.com/
1978年東京生まれ。18歳で渡米。California College of the Arts卒業。2005年に帰国。現在は東京を拠点に国内外で展示を行う。
主な展示に「Idealistically Hypocritical 3 (LeBasse Projects, Culver City, CA, 2009)」「Idealistically Hypocritical 2 (AMP Cafe, Tokyo, 2009)」
「Inaguration Group Show, Cerasoli-LeBasse, Culver City, CA, 2008」


<シンポジウム情報>
日程|2月27日(土)16:00〜
会場|ZAIM交流サロン
パネリスト|ZEDZ、 荏開津広、大山エンリコイサム、荻野竜一
入場無料

ZEDZ
zedz_logo.gifZedzは85年頃からグラフィティを開始し、過去20年に渡って独自のスタイルとアーティストとしての自らの考え方を発展させた。
アムステルダムのリートフェルト・アカデミーで学んだ後、自身のグラフィティ・スタイルと視覚言語を洗練させアーティストとして活動を開始する。彼の作品はタイポグラフィに基づき、文字の可読性よりも表現的で遊び心のあるリズムや造形性、3次元性を重視している。メディアは絵画、グラフィティ、GC、彫刻、紙に描いた小さなドローイングから巨大なプロジェクトにまで及び、有名な建築とグラフィティの実験的共生プロジェクトでは、グラフィティのドローイングを巨大な3次元の建築プロポーザルに起こして発表した。
www.zedz.org

荏開津 広( one hand clappin')
東京藝術大学、多摩美術大学非常勤講師。DJ、ライター。著
書「人々の音楽のために」(EDITION OK FRED)、翻訳書
「ヤーディ」(トランスワールド)その他。

 


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