社長がデザインするとこうなる? UBERの新しいロゴの賛否
送迎配車サービスのUber。海外では競合がありつつ、ニューヨークなどアメリカでは多くの人が使っていて、日常に欠かせない移動手段になっていますね。
そんなUBERのアイコンロゴやタイプフェイス、またサイト含めてリ・ブランディングを行ったようです。
見慣れたあの黒と白のシックなアイコンはもう見つかりません。
まあこれが賛否を呼んでいるようで、蓋を開けてみたらUBERのCEOであるTravis Kalanick氏が社内のデザインチームと共にアイデンティティー開発に深く関わっていたようです。(The Verge : Uber CEO Travis Kalanick personally helped design the new logo, and it shows)
個人的にはパッと見、アイコンロゴから何も伝わってこない感があり、??という印象でした。説明では「ビット」とか「アトム」とかキーワードが出てきます。なんの会社だ。
ただ、目指していたことはなんとなくわかります。以前のUBERは高級感があって、シックでエレガントなイメージ、サイトもアプリも黒白をベースにキッチリしたデザインでした。その少しトンガッたイメージを払拭して、日曜日に家族での気軽な利用など、あまりアプリなどに詳しくない方にアプローチして、より柔らかで家庭的な認知を広めたい、といったところでしょう。
The Vergeの記事ではちょっと挑発的に「CEOのKalanick氏が個人的に新ロゴのデザインを手伝い、それが伝わってくる結果になっている」と題した記事となっています。
さて、日本だと利用頻度が高くはないので関心が薄そうですが、無事に馴染んでいくのでしょうか。
新ブランドの特設サイト
※Wiredにかなり詳しい記事があります、考察が気になるところ。
ブランド・ムービーや旧ロゴなどは以下。


こちらは新たなブランドムービー
A look 5 years in the making—see how our journey with you shaped who we are. https://t.co/Ff5e6x8XJvhttps://t.co/cWD59Wwm6U
— Uber (@Uber) February 2, 2016
Check out the bits and atoms behind our new look. https://t.co/PfMbXZMPyYhttps://t.co/RCiwd7wMVh
— Uber (@Uber) February 2, 2016
こうしたちょっとレトロ感のある淡い配色のイメージもリ・ブランディングの一環。
映像も凝っていてクオリティーは高いのですが、なんだか印象がチグハグのような。