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使う人ならではの優れた商品デザインを広くユーザーから集めて、商品化をめざすコンペティション「コクヨデザインアワード」が作品を募集中。

このコンペは2002年から毎年開催されており、昨年の応募件数は1,170件、参加国は日本を含めて21カ国におよび、プロダクトデザインの国際コンペティションとしても成長している。
また、過去の受賞作品からは「カドケシ(消しゴム)」や「Campusノートパラクルノ(ノート)」、「Beetle Tip(蛍光ペン)」などのヒット商品も誕生している。

今年のテーマは「HAPPY × DESIGN」。
デザインには力がある。それはたくさんの人を心地よくしたり、感動させたり、ときには考えるきっかけになる。自然災害や大気汚染といった環境問題やさまざまな人口問題を抱える今日には、そんなデザインの力が必要なのではないか。これからの世の中がもっと元気で、もっと幸せになるように。そんなデザインを募集する。

部門は、ステーショナリー部門とファニチャー部門の2つ。

ステーショナリー部門の部門テーマは「HAPPY × ECOLOGY」。募集対象は文具全般。
不便で面倒な我慢するエコではなく、便利で快適でありながら環境に配慮されているもの。使いながら前向きな気持ちになったり、無理なく継続できる。これまでにはなかったような視点や考え方、新しい素材の活用なども含めて、自由に発想で取り組んでほしい。

ファニチャー部門の部門テーマは「HAPPY × PUBLIC」。募集対象は公共用家具。
たとえば、病院にある待合ベンチや公民館の折りたたみ椅子など、昔から変わらぬ姿で、当たり前のように存在している公共用の家具を見つめ直して、子どもからお年寄りまでみんなが快適で楽しく使えるようなハッピーなデザイン、斬新なアイデアを募集する。

審査員は、川島 蓉子(伊藤忠ファッションシステム株式会社 ifs未来研究所所長)、佐藤 可士和(SAMURAI 代表/アートディレクター・クリエイティブディレクター)、鈴木 康広(アーティスト)、田川 欣哉(takram design engineering 代表/デザインエンジニア)、黒田 章裕(コクヨ株式会社代表取締役社長執行役員)。

賞と賞金は部門共通で、グランプリ(全1点) 賞金200万円、優秀賞(全4点) 賞金各50万円、特別賞(全5点) 賞金各10万円となっている。

これまでの受賞作品商品化された作品も合わせてチェックしてみてほしい。

応募締め切りは、2013年6月28日。
詳細は公式サイトにて。


Information

コクヨデザインアワード
http://www.kokuyo.co.jp/award/2013/

テーマ:HAPPY × DESIGN

ステーショナリー部門テーマ:HAPPY × ECOLOGY
募集対象:文具全般

ファニチャー部門テーマ:HAPPY × PUBLIC
募集対象:公共用家具

応募要項
賞と賞金 (部門共通):
グランプリ(全1点) 賞金 200万円
優秀賞(全4点) 賞金 各50万円
特別賞(全5点) 賞金 各10万円
※賞は2部門通じて共通とします。
※賞によっては「該当作品なし」とさせて頂く場合がございます。
※賞金は源泉所得税を含みます。

資格:
企業、団体あるいは個人やグループ、
年齢、性別、職業、国籍は問いません。
なお、作品は国内外未発表のものに限ります。

応募点数:
制限無し

応募受付期間:
2013年4月15日(月)~ 2013年6月28日(金)

審査方法:
1次審査「プレゼンテーションシート」による書類審査
最終審査(2次審査)「プレゼンテーションシート」+「模型」によるプレゼンテーション審査

審査基準 (部門共通):
1 : 機能性を損なわないもの
2 : 造形的に美しいもの
3 : 新規性・革新性のあるもの
4 : テーマと適合しているもの
5 : 行動観察されているもの
6 : 商品化の可能性があるもの

主催:
コクヨ株式会社

後援:
デザイン誌『AXIS』