松戸市の文化振興やイメージ向上、地域活性化に資する目的で、まちづクリエイティブにより2010年から行われている「松戸アートラインプロジェクト」が今年も開催される。

全体の方向性を定めるアートディレクターには毛利嘉孝氏が就任し、「暮らしの芸術」を本年のテーマに据え、すでに第1 弾となる参加アーティストが決定。そして今回、9月16日まで、第2弾の参加アーティストの公募が行われる。

松戸アートラインプロジェクトは、松戸市内の屋外公共空間や商店街空き店舗など、街なかのスペースを会場に活用し、若手を中心とするアーティストの作品展示やワークショップ開催を行うイベントだ。

今年のテーマは「暮らしの芸術」。
一般に言うところの芸術ではなく、日々の暮らしのなかで編まれた技術を「芸術」として再発見しようというもの。
日常の中のちょっとした知恵や技術、また「生きる」「生活する」というその行為そのもの。
それらを改めて見つめ直して現代アートとして捉えることを目指し決定されたテーマだ。
長引く不況や大震災、原発事故など、ただ生きるということの難しさを実感した今、とても強い時事性も併せ持っている。

実行委員会では公式WEB サイトを新設し、第一弾参加アーティストに連なり参加する第2弾のアーティストを募集中。
是非応募し、松戸から提案される「暮らしの芸術」に参加してもらいたい。

Information

松戸アートラインプロジェクト2011
http://matsudo-artline.com/

期間:11月5日(土)~11月27日(日)(土日祝のみ、計9日間開催)
会場:松戸駅西口周辺

第2弾参加アーティスト募集期間:
2011年8月15日(月)~9月16日(金)※必着
応募要項・詳細は上記WEBサイトをチェック

主催 :松戸アートラインプロジェクト実行委員会
後援 :JOBAN アートライン協議会、松戸駅周辺にぎやかし推進協議会
事務局 :松戸市、株式会社まちづクリエイティブ