伊藤忠青山アートスクエアにて、「自転車博覧会 ~自転車史のタイムトラベル~」が5月26日まで開催されている。
多くの人にとって最も身近な乗り物である自転車は、運動不足の改善や環境にやさしい移動手段として改めて注目されており、その多様なデザイン性も人気の一つとなっている。
本博覧会では、自転車史においてもエポックメイキングな稀少な車種が多数展示されている。
自転車の礎となった、地面を足で蹴って走る二輪車「ドライジーネ」や、昭和天皇が幼少期に使用されていた三輪車、SF映画 『E.T.』で主人公の少年とETが空を飛ぶシーンででてくる自転車など、本邦初公開のものも含め、東西より集めた貴重なコレクションを公開。
また、本博覧会は、青山自転車会議主催の屋外駐輪ラックのデザインコンペ「Bicycle Street Design Competition Aoyama(BDA)」と連携しており、受賞3作品のプロトタイプも展示されている。
「BDA」は、2009 年に「自転車に優しい街」宣言した港区・青山において、「魅せる駐輪が街を変える」活動を通じて、世界に向けて新しい青山地区の価値創造を行うべく、駐輪の新しい形を公募するコンペ。
「BDA」受賞者の中には、以前CBCNETにてメール鼎談(「見えない世界のみつめ方」展 関連企画)を行った建築家・市川 創太さん ( doubleNegatives Architecture )の名前も。
会場には市川さんの受賞作「 B.A.I.(バイー)”Bicycle As It is” 」のプロトタイプも展示されているのでぜひチェックしてみてほしい。受賞作品詳細はこちら。
5月10日には、トークショーも予定されており、疋田 智さん(自転車ツーキニスト )、朝生つぐみさん(文化系自転車乗り)が出演。
また、5月19日開催の「青山スポーツまつり」との連動イベントなども実施予定。
自転車の歴史を学び、そのデザイン性から見るアートな側面も楽しめる貴重な機会となるだろう。
最新情報は伊藤忠青山アートスクエアfacebookページにて。
Information
自転車博覧会 ~自転車史のタイムトラベル~http://www.itochu-artsquare.jp/exhibition/2013/cycle.html
https://www.facebook.com/pages/伊藤忠青山アートスクエア/157268787751131
会期:2013年4月26日(金)~5月26日(日) 会期中無休
時間:午前11:00~午後7:00
会場;伊藤忠青山アートスクエア
入場料:無料
主催:伊藤忠商事株式会社
後援:財団法人 日本サイクリング協会/一般財団法人 日本自転車普及協会/特定非営利活動法人 自転車活用推進研究会
協力:公益財団法人 シマノ・サイクル開発センター/OVE/青山商店会連合会
トークショー
2013年5月10日(金)18:00-19:00
出演:自転車ツーキニスト 疋田 智(ヒキタ サトシ)/文化系自転車乗り 朝生つぐみ(アソウ ツグミ)