グーテンモルゲン!!!!
ということで、滞在の成果ということでもないですが、海外どっか行った時に日記的に記録つけとくという趣旨のブログだったので、1月末にUNPAINTEDというメディアアートのアートフェア行った時、ミュンヘン(ドイツ)がどんなんだったか書いときます。
 
UNPAINTEDについては既にCBCNET公式ブログにごちゃごちゃ書いてあります

 
ちなみにドイツだとミュンヘンは「ミュニック」と発音するので、現地で「ミュンヘン」て言っても通じません。あとドイツの南の方のことをヨーロッパの人は「バヴァリアン」とか言いますが、日本語の発音でいうところの「バイエルン」を指します。

 
 

交通


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バルセロナからミュンヘンまでの航空券はいつも海外行くときつかってるopodoていうサイトで探して一番安かったやつ€115ぐらい。ちなみにもっとメジャーな都市(ロンドン、パリ)なんかに行く場合だと往復で€50~とかで買えちゃう。
ミュンヘンの空港からミュンヘンの街の中心までは電車で40~50分ぐらい。
ベルリン然りドイツの電車は改札なくてその気になればタダでいくらでも乗れる、善意で成り立ってるシステムなのでドイツ行く度に最初感動しつつも、いつも戸惑う。
市内には地下鉄、トラムも有り。
 
 

メシ

典型的なのはこういう肉ドーン!イモどっさりみたいな感じ。
日本人でこういうのキツいっていう人けっこういるけど自分はけっこう好きです。
 

それとバヴァリアン地方の伝統的な朝飯スタイルで、日曜の朝にホワイトソーセージにスイートマスタードつけて食いながら白ビール飲むというステキな習慣があります。
今回の滞在ではUNPAINTEDに出展してる友達の友達の彼女(ということで元々は全然知らない人)の家に菅野さんと泊めてもらったんだけど、どこぞの知らない東洋人二人って感じなのにすっごい良くしてくれて、日曜の朝にはホワイトソーセージ用意してくれた。白ビールはなかったので代わりにコーヒー。
3年前、アウグスブルク行った時は市長と日曜の朝に白ビール飲みながらソーセージ食べましたね。

あとそこまで飲めなかったけど、ミュンヘンはビールの聖地よ呼ばれてて世界一でかい有名なビールフェス”オクトーバーフェスト”もここミュンヘンで開催されてる。
 
 

UNPAINTED

今回の滞在目的のアートフェア、既にCBCNETブログにポストしたので詳細はそちらで。
上の写真はラファエルが出展してるブースのプライスリスト。
値段はそこまで高くないけどレンチキュラーの大きいやつが半分ぐらいは売れてた。
さすがです。
 

Uterus Man full version 2013 finally released !!! by LuYang from LuYang on Vimeo.

あとレポート記事に載せなかったネタで、2011年に仁川(インチョン、韓国)のメディアアートフェスで会った中国人の日本のサブカル大好きで超ぶっ飛んでる女性アーティスト、ルーヤンの新作映像が展示されててビックリした。

この子。
サイト見てたら去年VICE Japanに紹介されてた
2年前日本でつくってたっぽい、解剖したカエルに電極ぶっ刺しでMIDI信号送って音に連動させて足ピクピクさせる作品の動画がバズったりしてて、いつも忘れたころにネットやリアルで現れるルーヤン。
 
 

ナイトライフ

現地のリアルなカルチャーを知るための大事なリサーチであり研修の一環であります。
ということで一日目の夜は運よくCCC(カオスコンピュータークラブ)ミュンヘン支部のイベントがやってて潜入。
ザ・ギーク的な雰囲気満点のイベントでけっこう衝撃だった。建物自体なんのビルでどうやって運営してるかとか謎だし、普通のパーティーなのに音ガンガンなってるとこでラップトップ開いてる人多かったし。
 

これまた運良く、日曜の夜は海外のDJライブストリームチャンネルとして有名なBoiler Roomのミュンヘン初上陸のイベントがやってて潜入。日本でいうDOMMUNE的なやつです。
日曜の夜にも関わらず多くの若者でごった返してて、非常に活気があり、前の晩に行ったクラブよりも音がオシャレで個人的には好きな感じだったし、面白かったし無料だったしよかった。
 
 

観光

最終日フライトまで時間あったので、現地の人が皆行ったほうがいいと推奨してたドイツ博物館に行ってみたら、とんでもなくバカでかい博物館で、主に中世(場合によっては古代)以降から現代までの、人類のありとあらゆる知恵や技術をアーカイブするといったような趣旨で、造船からはじまり、航空飛行、金属、ガラス等の素材系、印刷技術、バイオテクノロジー、電子電気工学、数学、楽器、そして宇宙などなど、網羅してないものはないんじゃないかというぐらいの膨大な量のモノが原寸大で展示されていて、ニューヨークの自然史博物館以来の、理屈ではない人間の本能が反応してしまうような興奮を覚えた。とにかく強烈だったのでUNPAINTEDより印象に残ってる。
結局一人で4時間ぐらいいた。
その後街の中心でやってる市場にも行ったけどすでにけっこう遅くて店けっこう閉まってたし超疲れててよく覚えてない。
 
 

まとめ


人優しいし、キレイだし、メシ+ビールうまいし、カルチャーもそこそこあるし、すごい良かった。ミュンヘンはドイツの中だと物価高い都市らしいけど、若者から年配の方にまで広く人気がある街で住みたいていう人も多いとのこと。
 
 
すごい観光サイトのブログみたいになってしまいましたが以上になります。